別の XPage を開く

ユーザーは、ナビゲーションルール、 シンプルアクション、XSPContext メソッド、URL を開くことによって、XPage から別の XPage を開くことができます。

ナビゲーションルール

各 XPage には navigationRules プロパティがあります。 このプロパティは navigationRule 要素の配列です。 ナビゲーションルールは、 タイプが Submit または Cancel のボタンによって送信されたページを処理した後、 クライアントに返すページをサーバーに指示します。 button - ボタン を参照してください。 各ナビゲーションルールには、以下の属性があります。
attribute value
outcome xsp-success: 更新が正常に終了した場合
  xsp-failure: 更新に失敗した場合
redirect true は、ページの最後の状態を復元することを示します
  false (デフォルト) は、ページを新規に開くことを示します
viewId <no rule> は、同じページを開くことを示します
  $$PreviousPage は、送信されたページの前の、 最後に開いていたページを開くことを示します
  $$HomePage は、起動ページを開くことを示します
  page.xsp は、指定のページを開くことを示します
以下に例を示します。
<xp:this.navigationRules>
	<xp:navigationRule
		outcome="xsp-success" viewId="$$PreviousPage">
	</xp:navigationRule>
	<xp:navigationRule
		outcome="xsp-failure" viewId="/errpage.xsp">
	</xp:navigationRule>
</xp:this.navigationRules>

設計モードで、どのコントロールでもない領域を クリックしてから [XPage] タブを クリックし、[次のページ] オプションを探します。

シンプルアクション openPage

[ページを開く] シンプルアクション は、アクティブにするとただちにページを開きます。 以下に例を示します。
<xp:button value="Open page 2" id="button4">
	<xp:eventHandler event="onclick" submit="true" refreshMode="complete">
		<xp:this.action>
			<xp:openPage name="/xpage2.xsp"></xp:openPage>
		</xp:this.action>
	</xp:eventHandler>
</xp:button>

XSPContext メソッドでのリダイレクト

redirectToPageredirectToPreviousredirectToHome メソッドは、アクティブにするとただちにページを開きます。以下に例を示します。
<xp:button value="Open page 2" id="button4">
	<xp:eventHandler event="onclick" submit="true"
		refreshMode="complete">
		<xp:this.action>
			<![CDATA[#{javascript:context.redirectToPage("xpage2.xsp")}]]>
		</xp:this.action>
	</xp:eventHandler>
</xp:button>

URL を開く

URL をサーバーに送信することにより、 そのページを開くことができます。 例えば、ブラウザのアドレスウィンドウに 以下のように指定することができます。
http://myserver/foo.nsf/xpage1.xsp

XPage 以外の 設計要素からは、式で @URLOpen を使用できます。 以下の式は フォームアクション用のものであり、Notes® クライアントの ローカル環境で XPage を開きます。

@URLOpen("notes:///foo.nsf/xpage1.xsp?OpenXpage")