Notes クライアントでのエージェントの実行

XPage からエージェントを呼び出すことができます。 Domino サーバーでのセキュリティは、 エージェントに対して設定されたエージェントセキュリティプロパティに基づきます。 Notes® クライアントでのセキュリティは、 エージェントの署名者のクライアント ECL 設定に基づきます。

Domino の JavaScript ライブラリでは、 以下の NotesAgent メソッドがサポートされます。

NotesAgent.run() : void
NotesAgent.run(noteID:string) : void
Notes クライアントで 現在の XPage アプリケーションを実行しているコンピュータで エージェントを実行します。オプションで、文書の Notes ID を 呼び出し先エージェントの ParameterDocID プロパティに 渡します。 この値にアクセスするには、 例えば Java™ エージェントで Agent.getParameterDocID() メソッドを 呼び出します。
NotesAgent.runWithDocumentContext(doc:NotesDocument) : void
NotesAgent.runWithDocumentContext(doc:NotesDocument, noteID:string) : void
Notes クライアントで 現在の XPage アプリケーションを実行しているコンピュータで エージェントを実行します。保存済みまたは保存前のメモリ内文書を 呼び出し先エージェントの DocumentContext プロパティに 渡します。 この値にアクセスするには、 例えば Java エージェントで AgentContext.getDocumentContext() メソッドを 呼び出します。 文書はエージェント側で更新できます。 この場合は、制御が XPage に戻ったときに、更新後の値を 文書から読み取ることができます。 noteIDnoteID パラメータは run の場合と 同じです。
NotesAgent.runOnServer() : int
NotesAgent.runOnServer(noteID:string) : int
アプリケーションが存在するコンピュータでエージェントを実行し、 操作のステータスを返します。 ステータス 0 は正常終了を示します。 noteID パラメータは run の場合と 同じです。