Notes クライアントでの XPages の使用

XPages アプリケーションを Notes® リッチクライアントで実行できます。

Notes クライアントで XPages をサポートする主な利点は、Web 用に開発されたアプリケーションをローカルに複製し、それをクライアント用に開発し直す必要なく Notes クライアントでオフラインで実行できることです。 これにより、XPages アプリケーション開発モデルのすべての利点を Notes クライアントまで広げることができます。 これらのアプリケーションは組み込みブラウザに表示され、ほとんど Web アプリケーションのように表示され、動作しますが、いくつかの点において Notes クライアントでは異なる動作をします。

XPages をスタンドアロンアプリケーションとして作成するだけでなく、複合アプリケーション内で稼働し、イベントの受信/公開モデルとコンポーネントパラメータをサポートすることができる XPage コンポーネントを Domino® Designer で作成することもできます。 これにより XPages コンポーネントは、クライアント内のほかのコンポーネント (例えば PIM コンポーネントなど) と対話できるようになります。

また、XPages アプリケーションは Domino サーバー上に存在することができます。 [Notes クライアントで開いたとき] 起動オプションを [指定した XPage を開く (Standard 版クライアント)] に設定した場合は、アプリケーションが Domino サーバー上に存在しても Notes クライアント上にローカルに存在しても、対応する XPage はクライアントでレンダリングされます。クライアントでの XPage の動作は、まったく同じです。