指定された文字列のサブストリングである文字列配列を返します。
Split ( expression [, delimiter [, count [, compMethod ]]])
expression
部分文字列に分割されるスカラー型の文字列です。
delimiter
オプション。部分文字列を区切る文字を含むスカラー文字列。区切り文字が指定されていない場合、スペース (" ") が使用されます。
count
返す部分文字列の数を示す数値。既定値は -1 で、すべての部分文字列を返します。
compMethod
区切り文字を検索するときに使用する比較のタイプを示す数値。
数値 |
比較方法 |
---|---|
0 |
大文字と小文字と全角と半角を区別します。 |
1 |
大文字と小文字を区別しません。全角と半角を区別します。 |
4 |
大文字と小文字を区別します。全角と半角を区別しません。 |
5 |
大文字と小文字を区別しません。全角と半角を区別しません。 |
プラットフォームのソート順序を使用して文字列を比較する場合は、2 を使用します。2 を指定すると文字列はビット単位で比較されます。compMethod を省略すると、デフォルトの比較モードは、このモジュールの Option Compare ステートメントで設定されたモードになります。モジュールに対して比較方法が宣言されていない場合は、既定で大文字と小文字および全角と半角が区別されます。
文字列の配列を返します。この配列の各要素は expression にある部分文字列を含みます。
Split では、expression を、区切り文字 (あるいは文字列の最初または最後) で分けられたテキストから構成され、区切り文字を含まない部分文字列として解析します。これらの部分文字列は順番に配列に並べられ、配列が返されます。
空白は削除されません。改行は削除されず区切り文字として認識されません。
指定した数が実際に返された結果の数より大きい場合は、返される配列は実際の結果の数と同じになります。
指定した数が実際に返された結果の数より小さい場合は、返される配列の最後の要素が、文字列の残りすべてを含みます。例を次に示します。
split("this is a test", " ", 2)
戻り値は要素 0 = "this" と 1 = "is a test" を含む配列です。
count が -1 より小さい場合は、引数が範囲外であるランタイムエラーが発生します。
count がゼロの場合は、lbound 0 と ubound -1 を含むサイズゼロの配列を返します。
expression または delimiter がスカラー型でない場合、Split はランタイムの型の不一致をスローします。
count が -1 未満か、compare が不正な数値の場合、引数が範囲外であるランタイムエラーが発生します。