実行のフロー
フロー制御ステートメント
実行のフローを変えるフロー制御ステートメントは、機能面からいくつかのグループに分類されます。
コメントとコンパイラ命令
コメントは実行されません。コメントにはコメントマーカーの引用符 (') に続く任意のテキスト、Rem ステートメントのテキスト、コンパイラ命令 %Rem と %End Rem で囲まれたテキストがあります。LotusScript のコンパイラはこれらのコメントテキストを読み込み、破棄します。
Declarations
宣言には前方参照の Declare ステートメント、外部 C 呼び出しの Declare ステートメント、Const ステートメント、Dim ステートメントがあります。1 つの例外を除いて、宣言は実行形式コードを生成しません。宣言の結果は、プロシージャ、変数、または定数についての情報です (データ型、次元、値など)。これは宣言されたアイテムを使用するスクリプトの動作を管理しますが、宣言自体はスクリプト実行時に実行されません。
定義ステートメント
他にも実行形式コードを生成しないステートメントがいくつかあります。このようなステートメントには、Option Base、Option Compare、Option Declare、Option Public、Type、Deftype ステートメントがあります。
エラー
実行フローは、エラーの発生によって変わることがあります。エラー発生時点で実行が終了するか、あるいはスクリプト中に On Error ステートメントで次のいずれかのエラー対処方法を指定します。
ステートメントのラベル
ステートメントのラベルはプロシージャ内だけに使用できます。プロシージャ内に含まれないスクリプトのモジュールレベルでのステートメントには、ラベルを付けることができません。ある特定のラベルはそれが定義されたプロシージャ内だけで認識されるので、ラベル付きステートメントに制御を移す分岐ステートメントは、ラベル付きステートメントと同じプロシージャ内だけで使用できます。ラベル付きステートメントに制御を移すステートメントには、GoTo、GoSub、On...GoTo、On...GoSub、If...GoTo...Else、Resume があります。On Error...GoTo label ステートメントで管理されるエラーが発生した場合、On Error ステートメントとラベル付きステートメントは同一プロシージャ内に定義されている必要があります。
親トピック:
スクリプトのフローの管理
関連概念
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スクリプトのフローの管理
フロー制御ステートメント
コメントとコンパイラ命令
Declarations
定義ステートメント
エラー
ステートメントのラベル