Error ステートメント (LotusScript 言語)

エラー番号とその番号に対応するメッセージを知らせます。

構文

Error errNumber [ , msgExpr ]

要素

errNumber

LotusScript® で定義されたエラー番号、またはユーザーが定義したエラー番号を値としてとる数式です。

msgExpr

オプション。

エラーメッセージを含む文字列式です。エラー番号に対応する既存のメッセージが、この文字列で置き換えられます。

使用法

errNumber が LotusScript で定義されたエラー番号の場合、Error ステートメントは LotusScript のエラーをシミュレートします。そうでない場合、このステートメントはユーザー定義エラーを作成します。Error ステートメントが実行されると、LotusScript はランタイムエラーが発生したように動作します。指定したエラーに対する有効なエラー処理 (On Error ステートメントで準備) がない場合は、実行を終了してエラーメッセージを生成します。

指定してある場合のエラーメッセージは msgExpr となります。msgExpr を省略した場合、指定されたエラー番号が LotusScript エラーを示しているときは、その番号に対応する LotusScript エラーメッセージがエラーメッセージとなります。そうでない場合は、「ユーザー定義エラー」というメッセージが生成されます。

ユーザー定義エラーは、1000 から 1999 の範囲で指定する必要があります。1000 よりも小さなエラー番号は、LotusScript 言語用に予約された番号です。定数 ErrLast は、実装されている最も大きなエラー番号です。1999 よりも大きなエラー番号は、LotusScript を使用する IBM® 製品用に予約された番号です。

LotusScript エラーのリストについては、LSERR.LSS を参照してください。