Addition 演算子 (LotusScript® 言語)

2 つの数を加算します。

構文

numExpr1 + numExpr2

要素

numExpr1numExpr2

任意の数式。EMPTY のオペランドはゼロとみなされます。

戻り値

数値データ型の式を加算すると、結果は、ほとんどの場合、Integer、Long、Single、Double、Currency の順で最後のデータ型を持つオペランドと同じデータ型の値になります。例えば、Double 型のオペランドと Integer 型のオペランドで演算した結果のデータ型は、Double 型です。

ただし、次の例外があります。

使用法

+ 演算子は、expr1expr2 のデータ型に応じて、加算演算子または文字列演算子として解釈されます。次の表は、これらの解釈を示しています。数値のデータ型は、Integer、Long、Single、Double、Currency、日付/時刻 (Variant 型の変数のみ) です。

一方のオペランド

他方のオペランド

演算

数値

数値

加算

数値

文字列

(型の不一致エラーになります)

数値

Variant 型 (NULL 以外)

加算

文字列

Variant 型 (NULL 以外)

文字列連結

文字列

文字列

文字列連結

任意の型

EMPTY を含む Variant 型

最初のオペランドが返されます。

任意の型

NULL

NULL が返されます。

数値データ型の Variant 型

数値データ型の Variant 型

加算

数値データ型の Variant 型

String データ型の Variant 型

文字列が数値データ型に変換できる場合は加算。変換できなければ型の不一致エラーになります。

String データ型の Variant 型

String データ型の Variant 型

文字列連結

混乱を避けるため、文字列の連結には + 演算子ではなく & 演算子を使用することをお勧めします。

クロスリファレンス

式言語の @Sum 関数

Dim a As Variant
Dim b As Integer
a = "8"
b% = 7
' Use operator for addition.
Print 8 + 7                           ' Prints 15
Print a + 7                           ' Prints 15
Print 8 + b%                          ' Prints 15
Print a + b%                          ' Prints 15
' Use operator for string concatenation.
Print "Hello " + "there"              ' Prints "Hello there"
Print a + "7"                         ' Prints "87"