エージェント用のスクリプトと式の作成

エージェントは、さまざまな方式を通して起動されるユーザープロシージャーです。エージェントは以下の対象で実行されます。

エージェントのコードは、式言語、LotusScript、Java で作成できます。Domino で用意されているエージェントを使用することもできます。独自のエージェントを作成する前に、Domino で用意されているエージェントを使用してその作業ができないかどうか確認します。

エージェントの対象オプションで [なし] を選択しない場合は、式によるエージェントは、データベースの文書について繰り返し実行されます。エージェントのインターフェースを介して検索条件を適用し、データベース内で処理する文書を指定することもできます。式の中の SELECT ステートメントで検索条件をさらに絞り込めます。式に SELECT ステートメントを含めなかった場合は、Domino Designer によって「SELECT @All」ステートメントが追加されます。「SELECT @All」以外の SELECT ステートメントは、式の最初のステートメントでないと有効にはなりません。

@コマンドは、対象オプションで [なし] が指定されたエージェントでのみ使用できます。

LotusScript と Java のエージェントは 1 回だけ実行されます。検索条件や反復は、プログラミング言語の構成要素で指定します。エージェントのインターフェースを介して適用した検索条件は、UnprocessedDocuments (LotusScript) の UnprocessedDocuments または AgentContext (Java) の UnprocessedDocuments を使用した場合にのみ有効です。