Web サービスは、使用する Domino サーバーのデータベースに存在する必要があります。ローカルで設計した Web サービスをサーバーに移動する簡単な方法は複製です。実稼働サーバーでは、Web サービスに正しく署名し、[セキュリティ] タブを設定することで、Web サービスを適切に保護してください。
Domino Web サービスを呼び出すには、コンシューマは SOAP でエンコードされた Web サービスの HTTP POST 要求で設計要素を開く Domino URL コマンドを使用します。Domino は要求に基づいて適切な実装コードを実行し、SOAP でエンコードされた応答をコンシューマに送信します。
Web サービス用の Domino URL コマンド構文は次のとおりです。
http://servername/databasename.nsf/webservicename?OpenWebService
HTTP GET 要求で Web サービスを開く URL コマンドを Domino サーバーに送信した場合 (例えば、ブラウザに入力する)、Domino は Web サービスのポート名およびポートに対する操作名で応答します。
次の Domino URL コマンドは、HTTP GET への応答で Web サービス用の WSDL 文書を取得します。
http://servername/databasename.nsf/webservicename?WSDL
Web サービスの SOAP アドレスは、WSDL URL コマンドに応答する Domino サーバーです。Domino Designer で生成される WSDL 文書の SOAP アドレスは有効ではありません。その時点で Web サービスはサーバーで正しく公開されていないためです。