演算子を使用する
演算子は、値の代入、値の変更、既存の値を結合して、新しい値を生成するために使用します。次の内容を説明します。
演算子の概要と優先順位
評価の順序
代入演算子
リスト連結演算子
リスト添字演算子
単項演算子
算術演算子
文字列演算子
比較演算子
論理演算子
リストにおける演算
演算子と優先順位
次の表に、演算子とその優先順位を示します。1 が最高の優先順位です。
演算の評価の順序
演算の対象となる値は、データ型が同じでなければなりません。演算は次の順序で実行されます。
代入演算子
代入演算子 (:=) は、右辺の値を左辺の変数に代入します。変数の型は、右辺の値と同じ型と見なされます。
リスト添字演算子
リスト添字演算子 ([]) は、リストの 1 要素を返します。
リスト連結演算子
リスト連結演算子 (:) は、値を連結してリストにします。値はすべて同じ型でなければなりません。次の例は、3 つのメンバーを持つ文字列リストです。
単項演算子
単項演算子 (+ と -) は、数値の符号を指定します。符号のない数値は正数と見なされます。次の数値はすべて等価です。
算術演算子
算術演算子 (* / + -) は、2 つの数値に対し、乗算、除算、加算、減算を行います。次の演算はすべて数値 16 という結果になります。
文字列演算子
文字列連結演算子 (+) は、2 つの文字列値を結合します。次の演算は、変数 CompanyName の値の後にカンマ、空白、「Inc.」が続く結果になります。
比較演算子
比較演算子 (=、<>、!=、><、<、>、<=、>=) は、同じ型の値を比較し、論理結果 (True か False) を導きます。 次の演算の結果はすべて論理値 True になります。
論理演算子の使用例
論理演算子 (!、&、|) は、論理値を結合します。 次の演算の結果はすべて True になります。カッコの有無による 2 種類を示してあります。カッコがあると評価の順序がわかりやすくなりますが、この場合は省略可能です。論理演算子はその前後にある比較演算子よりも優先度が低いからです。
リストにおける演算
リストにおける演算には 2 種類あります。
親トピック:
式言語について