環境変数を使用する

GetEnvironmentValueGetEnvironmentStringSetEnvironmentVar の各メソッドを使用すると、ローカルの notes.ini またはプリファレンスファイルに保存されている環境変数を取得したり、設定できます。GetEnvironmentValue は数値の環境変数のみを取得するために使用します。GetEnvironmentString は文字列と数値を取得するために使用します。

SetEnvironmentVar は、3 番目のパラメータが False か省略された場合、最初のパラメータである環境変数の名前の先頭にドル記号 ($) を付けます。ドル記号はユーザーの環境変数 (ドル記号で始まる名前) とシステムの環境変数 (ドル記号が付かない名前) を識別します。GetEnvironmentValue と GetEnvironmentString は、2 番目のパラメータが False か省略された場合にドル記号を付け、2 番目のパラメータが True の場合にドル記号を付けません。

環境変数は、競合が発生しない単一のサーバーやクライアントで、セッション間の状態やデータを保存するときに役に立ちます。また、KitType、Directory、Preferences、Domain、Port など、Domino Designer で設定された環境情報を取得するときにも、環境変数を使用することができます。