@Trim (式言語)

文字列や文字列リストの要素から、先頭や末尾にある空白や余分な空白を取り除きます。

構文

@Trim( string )

パラメータ

string

文字列または文字列リスト。

戻り値

trimmedString

文字列または文字列リスト。string から余分な空白を取り除いたものが返されます。

使用法

文字列がすべて空白のときは、空の文字列 (長さ 0) が返されます。文字列リストの要素がすべて空白の場合は、その要素は削除されます。文字列リストの全要素がすべて空白の場合は、空の文字列が返されます。

この関数では空白 (スペース) のみが取り除かれます。タブや改行などの空白文字は取り除かれません。空白文字を取り除く場合は、事前に @ReplaceSubstring を使用して空白文字を空白 (スペース) に変換することができます。

  1. 次の例では、ROBERT SMITH が返されます。
    @Trim(@UpperCase("Robert Smith    "))
  2. 次の例では、ROBERT SMITH が返されます。
    @UpperCase(@Trim("        Robert       Smith"))
  3. 次の例では、元の [Topic] フィールドが「Just a quick reminder」の場合は、Just a quick reminder が返されます。
    @Trim(Topic)
  4. 次の例では、[City] フィールドに Seattle、Toronto、Santiago という値のリストがあり、[StateOrProvince] フィールドには値がなく、[Country] フィールドには USA、Canada、Chile という値のリストがある場合に、Seattle;Toronto;Santiago;USA;Canada;Chile が返されます。
    @Trim(City:StateOrProvince:Country)
  5. 次の例では、[Date] フィールドが 8/29/89 16:30:45 の場合、45 が返されます。
    @Trim(@Text(@Second(Date)))
  6. 次の入力変換式は、すべてのタブと改行を空白に置き換えてから、余分な空白を取り除きます。
    @Trim(@ReplaceSubstring(@ThisValue; @Char(9) : @NewLine; " "))

クロスリファレンス

LotusScript® 言語の Trim 関数