@ToTime (式言語)

データ型が文字列または時刻の値を、日時値に変換します。

注: この @ 関数は、Release 6 で新しく追加されました。

構文

@ToTime( value )

パラメータ

value

文字列、時刻、そのリスト。変換できない値の場合、「値が数値に変換できません。」というエラーが返されます。

戻り値

time

value を時刻値に変換したものが返されます。

使用法

関数のパラメータが時刻型でなければならない場合に、データ型が時刻型である値を確実に渡すようにする場合に便利です。

パラメータがリストである場合、この関数はリストの各要素ごとに処理され、戻り値は同じ数の要素を持つリストになります。いずれかの要素が変換できない場合、エラーが発生します。

  1. 次の例では、日付/時刻値である 02/29/2008 と 03/01/2008 がリストで返されます。
    @ToTime("2/29/08" : "3/1/08")
  2. 次のコードをフィールドに追加すると、[date] フィールドの内容である「08/29/01」という文字列値が時刻値に変換され、その日付に 2 日が加算されます。次の関数では、08/31/01 が返されます。
    @Adjust(@ToTime(date);0;0;2;0;0;0)
  3. 次の例をアクションボタンに追加すると、[request] 日時フィールドでユーザーが選択した日付から 2 日後の日付が表示されます。
    @Prompt([Ok];"Delivery";@Text(@Adjust(@ToTime(holiday);0;0;2;0;0;0)))

クロスリファレンス

LotusScript® 言語の DateValue 関数

LotusScript 言語の TimeValue 関数

LotusScript 言語の CDat 関数