REM (式言語)

REM 予約語を使用すると、内容を説明するコメント行を式に追加することができます。コメント行の文字列を区切るには、引用符または中カッコを使用します。

注: コメント行の分離記号として中カッコを使用する機能は、Release 6 で新しく追加されました。

構文

REM " comments " ;

REM { comments } ;

使用法

円記号 (¥) は、コメント行ではエスケープ文字として扱われます。引用符で区切られたコメント行の中で引用符を使用する場合は、個々の引用符の前に円記号を付けます。中カッコで区切られたコメント行の中で右中カッコを使用する場合は、個々の右中カッコの前に円記号を付けます。コメント行の中で円記号を使用する場合は、円記号を 2 つ続けて記述します。

コンパイルされた式では、引用符と中カッコは区別されません。式が含まれている設計要素を開くと、以前引用符を使用して記述したものを含めて、コメントはすべて中カッコで区切られます。以前引用符で区切られていたコメント行では、右中カッコの前に円記号が付加されます。

コメントが 1 行に収まらないときは、さらに REM ステートメントを追加してコメントを作成します。

  1. 次の式には、実行されるコードの前に 5 行のコメントがあります。
    REM "6/15/95";
    REM "The following formula calculates the date";
    REM "for the DueDate field";
    REM "DueDate is the Date field + thirty days";
    REM;
    @Adjust(Date; 0;0;30;0;0;0)
  2. 次の式には、実行されるコードの前に 5 行のコメントがあります。
    REM {1/15/01};
    REM {The following formula calculates the date};
    REM {for the "DueDate" field};
    REM {"DueDate" is the Date field + thirty days};
    REM;
    @Adjust(Date; 0;0;30;0;0;0)

クロスリファレンス

LotusScript® 言語の %Rem 命令

LotusScript 言語の Rem ステートメント

LotusScript NotesAgent クラスの Comment プロパティ

LotusScript NotesOutline クラスの Comment プロパティ

LotusScript NotesRichTextDocLink クラスの DisplayComment プロパティ

LotusScript NotesTimer クラスの Comment プロパティ

Java™ Agent クラスの Comment プロパティ

Java Outline クラスの Comment プロパティ