OpenNotesLog (NotesLog - LotusScript®)

ログの記録先に指定された Domino データベースを開きます。

定義位置

NotesLog

構文

Call notesLog .OpenNotesLog( server$ , dbfile$ )

パラメータ

server$

String 型。データベースログが置かれているサーバーです。 空の文字列 ("") を使用すると現在のコンピュータを指定できます。スクリプトがクライアントで実行されるとき、空の文字列はローカルのデータベースを示します。スクリプトがサーバーで実行されるとき、空の文字列はサーバー上のデータベースを示します。

dbfile$

String 型。データベースのパスとファイル名です。サーバー名に "" を指定する場合は、ログデータベースへのフルパスをドライブ文字を含めて指定する必要があります。

使用法

記録するエラーやアクションごとに、文書が 1 つデータベースに作成されます。各文書には「Log Entry」が設定された Form アイテムが含まれます。また、文書に次のアイテムが含まれます。

 

アイテム

内容

 

A$PROGNAME

ProgramName プロパティ

 

A$LOGTIME

エラーまたはアクションのログが記録された日時

 

A$USER

エラーまたはアクションのログが記録されたときのスクリプトのユーザー

 

A$LOGTYPE

「Error」または「Action」のいずれか

 

A$ACTION

アクションの説明 (アクションの場合だけ)

 

A$ERRCODE

エラーコード (エラーの場合だけ)

 

A$ERRMSG

エラーの説明 (エラーの場合だけ)

StdR4AgentLog テンプレート

[StdR4AgentLog] テンプレート (ALOG4.NTF) は、NotesLog が作成するアクション、エラー文書を表示するよう設計されています。指定した dbfile$ がこのテンプレートから設計を継承する場合、データベースのメインビューを使用して、上記にリストした各アイテムを表示できます。エージェントの中には同じ server$dbfile$ にログを記録できるものがあります。データベースは A$PROGNAME アイテムに応じて各アクションとエラーを分類します。

データベースを開く

スクリプトがアクセス権を持たないデータベースを開こうとするとエラーになります。スクリプトがデータベースを開くためには [読者] 以上のアクセス権が必要になります。

アクションとエラーをログに記録する

アクションとエラーをデータベースログに記録する方法については、LogAction メソッドと LogError メソッドを参照してください。

クロスリファレンス

Java™ Log クラスの openNotesLog