NamespaceURI (NotesDOMNode - LotusScript®)

読み込み専用。 このノードの作成時における名前空間 URI です。

定義位置

NotesDOMNode

データ型

String

構文

取得する場合: nameSpaceURI$ = notesDOMNode .NamespaceURI

使用法

XML で名前空間を使用している場合は、完全なユーザー名は

prefix:localName フォームになります。

接頭辞は名前空間に関連付けられています。

名前空間は、次の NotesDOMNode プロパティに影響を与えます。

例えば、XML が次のような場合を考えます。

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
...
xmlns:wsdl="http://schemas.xmlsoap.org/wsdl/"
   ...
   <wsdl:message name="method1Response">
      <wsdl:part name="method1Return" type="soapenc:string"/>
   </wsdl:message>
   <wsdl:message name="method1Request">
      <wsdl:part name="value1" type="soapenc:string"/>
   </wsdl:message>
   ...

このとき、最初の「message」ノードのプロパティの値は、次のようになります。

プロパティの値が NotesDOMParser による XML の解析の結果となる場合は、自動的に整合性が保たれます。NotesDOMDocumentNode の CreateAttributeNodeNSCreateElementNodeNS などの名前空間指向のメソッドを使用した場合は、手動で整合性を保つ必要があります。namespaceURI パラメータは、qualifiedName パラメータの接頭辞に対して適切な名前空間でなければなりません。接頭辞とコロンの付かない qualifiedName を指定した場合は、Prefix プロパティを設定する必要があります。また、名前空間を接頭辞に関連付ける node 属性を追加することもできます。

この値を読み込むには、DoNamespaces プロパティを設定する必要があります。

設定されていない場合、null を返します。

完全なユーザー名に関する W3C の仕様については、http://www.w3.org/TR/1999/REC-xml-names-19990114/#ns-qualnames サイトを参照してください。定義については、http://www.w3.org/TR/2001/WD-DOM-Level-3-Core-20010605/glossary.html#dt-qualifiedname サイトを参照してください。