@Modulo (式言語)

割り算の余りを返します。

構文

@Modulo( number1 ; number2 )

パラメータ

number1

数値または数値リスト。

number2

数値または数値リスト。このパラメータに 0 を指定すると、@ERROR が返されます。

戻り値

remainder

数値または数値リスト。number1number2 で割った余りが返されます。パラメータが数値リストの場合は、@Modulo により、リストの対応する値で計算した結果のリストが返されます。結果の符号は number1 の符号と同じになります。

使用法

一般に、@Modulo は数値が奇数か偶数かを判断するために使用します。@Modulo(number;2) の結果が 1 のとき数値は奇数であり、結果が 0 のとき数値は偶数です。

数値リストを指定してこの関数を使用する場合は、リスト連結演算子が他のすべての演算子に優先します。負の数値は必ずカッコで囲みます。

  1. 次の例では、1 が返されます。
    @Modulo(4;3)
  2. 次の例では、0 が返されます。
    @Modulo(4;2)
  3. 次の例では、-2 が返されます。
    @Modulo((-14);3)
  4. 次の例では、-1;2;3;-3 が返されます。
    @Modulo((-4):6:8:(-9);3:4:5:6)
  5. 次の例では、1 と 3 がリストで返されます。
    @Modulo(5 : 7; 4)

クロスリファレンス

LotusScript® 言語の Mod 演算子