ページ、フォーム、またはサブフォームで HTML を使用する

このタスクについて

設計段階でページ、フォーム、またはサブフォームに HTML を含める方法はさまざまです。既存の HTML がある場合や、Domino® Designer が備えているフォーマットツールの代わりに HTML を使用する場合は、次のオプションを選択できます。

ページ、フォーム、またはサブフォームを HTML に変換するには

このタスクについて

ページ、フォーム、またはサブフォームの一部または全部を HTML のソースコードに変換し、HTML エディタを使用してそれらを編集できます。

手順

  1. ページ、フォーム、またはサブフォームを開きます。
  2. HTML に変換したいページ、フォーム、またはサブフォームのコンテンツを選択します。
  3. [編集] - [HTML へ変換] を選択します。選択したコンテンツが HTML のソースコードに変換されます。

    Notes 内のすべてが HTML で正確に対応するとは限らないため、HTML への変換は大まかなものになります。常に、変換結果を確認するようにしてください。

    誤って何かを HTML に変換してしまった場合は、[編集] - [削除を元に戻す] を選択して、復旧します。変換は正確ではないため、[編集] - [Notes 形式へ変換] は選択しないでください。

    注: Click イベントに対応付けられている JavaScript を組み込んでいる Web アプリケーションのボタンは、意図したとおり HTML に変換されます。ただし、Click イベントに対応付けられている JavaScript を組み込んでいないボタンは、HTML に変換されません。ボタンが HTML に変換されない場合には、削除したボタンをページ、フォーム、またはサブフォームに再表示できるように、[編集] - [削除を元に戻す] を選択します。
  4. HTML エディタを使用するには、新規に作成した HTML ソースコードの任意の場所にカーソルを移動し、[ビュー] - [HTML ペイン] を選択します。

    画面が分割されます。埋め込み Internet Explorer ブラウザコントロールの最初のペインにページ、フォーム、またはサブフォームが表示され、HTML のソースコードは最後のペインに表示されます。

  5. HTML のソースコードは、最後のペインで編集できます。[更新] をクリックすると、HTML の変更結果が最初のペインに表示されます。
  6. [Esc] キーを押して、HTML エディタを終了します。
  7. オプション: HTML 形式を Notes 形式に変換するには、最初のペインで HTML ソースコードのどこかにカーソルを置き、[編集] - [Notes 形式へ変換] を選択します。

    Notes 形式への変換は、大まかなものです。常に、変換結果を確認するようにしてください。HTML に変換してから Notes に戻すと、予期しない結果を生じることがあります。

HTML を呼び出すには

このタスクについて

HTML を呼び出すには、まずそれをアクセス可能なファイルとして保存します。

手順

  1. ページ、フォーム、またはサブフォームを開きます。
  2. [ファイル] - [呼び出し] を選択します。
  3. 呼び出したい HTML が記述されているファイルを選択し、[OK] をクリックします。Designer によって HTML が変換され、ページ、フォーム、またはサブフォームに追加されます。

HTML を貼り付けるには

手順

  1. 既存の Web ページ、フォーム、またはサブフォームのソースから貼り付けたい内容を選択します。
  2. 選択した内容をクリップボードにコピーします。
  3. ページ、フォーム、またはサブフォームを開きます。
  4. [編集] - [貼り付け] を選択します。
  5. [設計] - [<設計要素> のプロパティ] を選択して、ページ、フォーム、またはサブフォームの [プロパティ] インフォボックスを開きます。
  6. [情報] タブで、[Notes パススルー HTML を解釈する] チェックボックスをオンにします。

ページ、フォーム、またはサブフォームに HTML を直接入力するには

手順

  1. ページ、フォーム、またはサブフォームを開きます。
  2. HTML を直接ページ、フォーム、またはサブフォームに入力します。
  3. [設計] - [<設計要素> のプロパティ] を選択して、ページ、フォーム、またはサブフォームの [プロパティ] インフォボックスを開きます。
  4. [情報] タブで、[Notes パススルー HTML を解釈する] チェックボックスをオンにします。

タスクの結果

[Notes パススルー HTML を解釈する] のチェックボックスをオンにすると、ページ、フォーム、またはサブフォームのデータがすべてブラウザに直接渡されます。埋め込みナビゲータ、埋め込みフォルダ、[Notes パススルー HTML を解釈する] が選択されていない埋め込みビューはすべて無視されます。

ページ、フォーム、またはサブフォームに HTML を組み込むには

このタスクについて

ページ、フォーム、またはサブフォーム全体を HTML として扱いたくない場合は、HTML を部分的に含め、そのテキスト部分のみを HTML として扱うことができます。Domino Designer は、それをブラウザに適合するよう処理します。

手順

  1. ページ、フォーム、またはサブフォームに HTML を入力するか、貼り付けます。
  2. 文字列を選択し、[文字] - [パススルー HTML] を選択します。

タスクの結果

注: パススルー HTML を含むページ、フォーム、またはサブフォームの表示は、Notes クライアントと Web ブラウザでは異なります。例えば、パススルー HTML を使用してネスト表示された表を作成すると、Notes クライアントで表示したときの表の余白が Web ブラウザで表示したときよりも多くなります。