ID 列

ID 列のサポートにより、DB2® は、DB2 データ型の INT、BIGINT、SMALLINT、および DECIMAL に対して、主キーを含むテーブルの新しい行に固有の数値を自動的に生成できます。DB2 は、特定のテーブルのキー値の一意な順序を保つために、挿入時に ID 列値を生成します。例えば、NULL キー (ID 列として定義されている) のレコードを挿入すると、それに続く一意のキーを持つ新しい行が生成されます。

Lotus® Connector for DB2 がサポートする DB2 の ID 列の使用には、次の制約があります。

アクティビティのキーフィールドを DB2 の ID 列にマップし、アクティビティまたは作成イベントがそのキーフィールドに NULL 値を使用するとき、アクティビティまたはイベントは正常に完了します。ただし、DB2 によって生成されたキーフィールド値は、ソース文書にも Advanced RealTime Virtual Fields キーフィールドにも返されません。新しく生成されたキーフィールド値を以降の操作のため、またはオープン、更新、削除イベントのために取得するには、キー文書を DB2 テーブルまたはビューから複製するか、LEI (IBM® Lotus Enterprise Integrator®) または DECS (Domino® 基幹連携サービス) で再度初期化しなければなりません。ストアドプロシージャを使用して、新しい ID 列値を出力パラメータとして返すこともできます。