FTSearchRange (Database - Java™)

データベース内のすべての文書に対して全文検索を実行します。

注: このメソッドは R6 で新しく追加されました。

定義位置

Database

構文

public DocumentCollection FTSearchRange(String query, int max, int sortopt, int otheropt, int start)
    throws NotesException

パラメータ

String query

全文照会です。以下の「照会構文」のセクションを参照してください。

int max

照会で返される文書の最大数。このパラメータに 0 を設定すると一致した文書すべてを取得します。

int sortopt

整数。次の定数のいずれかを使用して、ソートオプションを指定します。

int otheropt

整数。以下の定数を使用して、追加の検索オプションを指定します。複数のオプションを指定する場合は、論理 OR 演算子を使用します。

int start

返される開始文書です。

戻り値

DocumentCollection

全文照会に一致した文書のコレクション。選択したオプションでソートされています。一致した文書がない場合、コレクションのカウントは 0 になります。

使用法

このメソッドは、FTSearch に start パラメータを追加したものと同じです。

データベースが全文索引付きでない場合、このメソッドは有効ですが、効率は低下します。索引が作成されているかどうかを調べるには IsFTIndexed プロパティを使用します。ローカルデータベースに索引を作成するには、updateFTIndex メソッドを使用します。

このメソッドは、デフォルトでは最大 5,000 文書を返します。Notes.ini 変数 FT_MAX_SEARCH_RESULTS は、索引付きデータベース、または索引付きでなくてもクライアントのエージェントで実行されているデータベースについてのこの制限より優先されます。索引付きでなくても、サーバーのエージェントで実行されているデータベースについては、TEMP_INDEX_MAX_DOC Notes.ini 変数も設定する必要があります。絶対的な最大値は 2,147,483,647 となります。

このメソッドでは、データベース内のすべての文書を検索します。特定のビューにある文書だけを検索するには、View の FTSearch メソッドを使用します。特定の文書コレクション内の文書だけを検索するには、DocumentCollection の FTSearch メソッドを使用します。

ソートオプションを何も指定しないと、関連性スコアでソートされた文書が返されます。日付でのソートを要求すると、関連性スコアは得られません。Newsletter オブジェクトは、文書コレクションで使用されたソートオプションに応じて、文書作成日または適合スコアのいずれかを使用して文書リンクレポートを書式化します。

データベースにマルチデータベース索引がある場合は、マルチデータベース検索が実行されます。結果の文書コレクション内を移動する速度が遅くなることもありますが、コレクションからニュースレターを作成できます。

照会構文

語または句を検索するには、その語または句をそのまま入力します。ただし、検索キーワードを引用符で囲む必要があります。リテラル内の二重引用符はエスケープ処理してください。

ワイルドカードや演算子などの構文も使用できます。構文規則の詳細については、『Notes ヘルプ』の「演算子を使用して検索照会を絞り込む」を参照してください。Domino® Designer Eclipse のヘルプシステムまたはインフォメーションセンター (例えば、http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/domhelp/v8r0/index.jsp) (どちらも Notes を含みます) で、「照会構文」を検索してください。

クロスリファレンス

LotusScript® NotesDatabase クラスの FTSearch メソッド