Java™ クラス内で文書を検索して収集する

Database の FTSearchFTSearchRangeSearch と、AgentContext の unprocessedFTSearchunprocessedFTSearchRangeunprocessedSearch は、検索照会に一致する文書が含まれる DocumentCollection オブジェクトを返します。DatabaseCollection の FTSearch は、検索照会に一致した文書だけが得られるように文書コレクションを絞り込みます。View の FTSearch と ViewEntryCollection の FTSearch も、これらのオブジェクトに対して同じことを実行します。ドメインの検索には FTDomainSearch を使用します。

FTSearch、unprocessedFTSearch、unprocessedFTSearchRange の場合、検索照会は Notes の全文検索照会の規則に従う文字列になります。この規則の場合、検索エンティティは引用符で囲まれた単一の語か複数の語句でなければなりません (文字列定数で引用符をエスケープ処理)。検索エンティティには、ワイルドカード ? と * を含めることができ、!(NOT)、& (AND)、| (OR) 演算子を組み合わせることもできます。構文規則の詳細については、『Notes ヘルプ』の「演算子を使用して検索照会を絞り込む」を参照してください。Domino® Designer Eclipse のヘルプシステムまたはインフォメーションセンター (例えば、http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/domhelp/v8r0/index.jsp) (どちらも Notes を含みます) で、「照会構文」を検索してください。

Search と UnprocessedSearch の場合、検索照会には Domino の式を用います。

データベースが全文索引付きでなくても FTSearch、UnprocessedFTSearch と unprocessedFTSearchRange は動作しますが、検索速度は遅くなります。全文索引を作成または更新するには、updateFTIndex を使用します。索引が作成されているかどうかを調べるには、isFTIndexed を使用します。