例: 編集可能フィールドの式を作成する

デフォルト式の例

デフォルト式は、編集可能フィールドの初期値を提供します。特定の数値やテキスト文字列の値を設定したり、式を使用したりできます。以下に例を示します。

戻り値

0

数値 0 が入力されます。

@Now

現在の日付と時刻が入力されます。

@Name([CN];@Username)

ユーザーの階層名の共通部分が入力されます。

Price

[価格] という名前のフィールドの値が入力されます。

"Connecticut":"New York":"New Jersey"

「Connecticut」、「New York」、「New Jersey」を含むテキストリストが入力されます。

Product + ", " + Department

[Product] というフィールドの値、カンマと空白、[Department] というフィールドの値を連結した値が入力されます。

例: 入力変換式

以下の式は、[Attorney] フィールドに設定されているテキストの最初の文字を大文字に変換して表示します。ユーザーが [Attorney] フィールドに john smith というテキストを入力すると、文書の保存時にこのテキストは John Smith に変換されます。

@ProperCase(Attorney); 

次の式は、[Subject] フィールドの値の最初の文字を大文字にし、余分なスペースを削除することによって、文書の表示方法を統一します。

@Trim(@ProperCase(Subject));

入力確認式の例

フィールドへの入力基準

ユーザーが [Cost] フィールドに入力できる値が 100 未満

@If(Cost<100;@Success;@Failure("Cost must be less than $100."));

ユーザーは [Subject] フィールドへの値の入力が必要

@If(Subject = ""; @Failure("You must enter a subject for your document."); @Success)