例: 計算結果フィールドの値を計算する

文字とフィールド値を組み合わせてメッセージを作成する

[SchedDisp] フィールドは、文書の読み込み時および印刷時にだけ表示されるフィールドです。このフィールドには、[Sched] フィールドの値に応じて 2 種類のメッセージが表示されます。一時的な特別のスケジュールの場合は、説明の語句に [Date] フィールドの値を文字データにしたものを組み合わせて、メッセージが表示されます。通常のスケジュールの場合は、[Regular schedule] というメッセージが表示されます。

@If(Sched = "Special schedule"; "Special schedule for week starting: " + @Text(Date); "Regular schedule")

月間の予算を合計するには

[予算] フォームの [MonthlyTotal] フィールドは、[数値] の計算結果フィールドです。このフィールドには、小数点以下 2 桁の [通貨] 形式で情報が表示されます。次の式は、各カテゴリの値を合計して、全体の予算を算出します。

Advertising + Entertainment + Miscellaneous + Overhead + Salaries + Travel

計算結果の数値フィールドで減算、乗算および除算を行う

フォームの編集可能なフィールドの減算および乗算を行う計算結果の数値フィールドを設計する場合、編集可能なフィールドの値をすべてデフォルトの 0 にします。

フォームの編集可能なフィールドの除算を行う計算結果の数値フィールドを設計する場合、編集可能なフィールドの値をすべてデフォルトの 0 にし、次の式を使用して計算結果の数値フィールドで除算を行います。

FIELD DivisorFieldName := DivisorFieldName;
@If(@IsNewDoc & !@IsDocBeingRecalculated; (DividendFieldName / (DivisorFieldName + 1));(DividendFieldName / DivisorFieldName))

文書が作成された日付と時刻を保存する

Notes® では、内部フィールドが自動的に使用され、文書が作成された日付と時刻が保存されます。この情報を表示するには、[Time] フィールドを表示用の計算結果フィールドとして定義して、次の式を指定します。

@Created;

このフィールドを、計算結果のフィールドではなく表示用の計算結果フィールドとして定義するのは、作成日付の情報が 2 回以上保存されるのを避けるためです。

平日日数による文書の古さを計算する

次のフィールド式は、週休 2 日制を前提として、文書の古さを平日の日数で計算します。次の例を考えてみます。