SSL (Secure Sockets Layer) はセキュリティプロトコルの一種であり、サーバーと Web クライアントの間でデータが受け渡されるときに、暗号化することによってデータを保護します。SSL は、通信のプライバシーを確保し、TCP/IP 上で稼働する Domino サーバーのタスクを認証します。ユーザーが単独のデータベースまたはサーバー上のすべてのデータベースへアクセスする場合に、安全が保証されている SSL 接続を使用するようユーザーに要求できます。この種類のセキュリティ強化の一般的な使用方法として、Web ユーザーがクレジットカード番号などの機密情報を入力する電子商取引アプリケーションがあります。
SSL 接続を要求しない場合、クライアントは SSL か TCP/IP のどちらかを使用してサーバーに接続できます。
サーバー管理者は、Domino ディレクトリのサイト文書またはサーバー文書で SSL ポートを有効にします。次に、個々のデータベース (商用トランザクションに使用されるデータベースなど) のトランザクションを保護するため、データベース設計者はデータベースプロパティ [Web アクセス] - [SSL 接続の要求] を割り当てます。
サーバー管理者は、SSL ポートに対するアクセス権限を許可するにあたって、次の 3 つのオプションがあることに注意してください。
詳しくは、『Domino Administrator ヘルプ』を参照してください。