EditRestoreDocument @Command (式言語)

メニューコマンドの [編集] - [復元] を実行します。

注: この関数は Release 6 で新しく追加されました。

構文

@Command( [EditRestoreDocument] )

使用法

一時的に削除された文書では、その文書を削除前のビューまたはフォルダに復元します。

一時的削除が有効になっているビューでは、選択された文書を削除前のフォルダやビューに復元します。

一時的削除を有効にしたビューを作成するには:

  1. メニューバーの [ファイル] - [データベース] - [プロパティ] を選択します。
  2. [データベースのプロパティ] インフォボックスの [詳細] タブで、[一時的削除を許可] を選択します。
  3. Domino Designer の [ビューの設計リストから..] から、[新規ビュー] ボタンを選択します。
  4. [ビューの作成] ダイアログボックスにビューの名前を入力した後、[ビューの種類] に [共有 (削除された文書も表示)] を選択し、[OK] をクリックします。

    これで、他のビューやフォルダから削除された文書をデータベース内に保持するビューが作成されます。この文書をデータベースから完全に消去するには、その文書をビューから削除する必要があります。

このコマンドは Web では機能しません。

  1. 次のコードをフォームの [Restore] アクションボタンに使用すると、[DeletedDocs] という一時的削除を有効にしたビューからアクセスした文書を削除前のビューやフォルダに戻せます。
    @Command([EditRestoreDocument])

    非表示切り替え式を [Restore] アクションボタンに追加すると、現在の文書が一時的に削除された文書である場合のみフォームに表示できます。[式によりアクションを非表示にする] チェックボックスを選択し、[式] ウィンドウに次のコードを入力します。

    @ViewTitle != "DeletedDocs"
  2. このコードを一時的削除を有効にしたビューの [Restore] アクションボタンに追加すると、現在選択されている文書が、削除される前のビューやフォルダに戻されます。
    @Command([EditRestoreDocument])