EditDetach @Command (式言語)

指定した場所に添付ファイルを保存します。

構文

@Command( [EditDetach] )

または

@Command( [EditDetach] ; sourcefile ; targetfile )

パラメータ

sourcefile

文字列。保存したい添付ファイルの名前です。

targetfile

文字列。ファイルを保存する場所のパスとファイル名です。オペレーティングシステムでの完全なパスを指定します。

使用法

パラメータを何も指定していない場合は、[添付ファイルの保存] ダイアログボックスが表示されます。文書が読み込みモードか編集モードで開いていて、添付ファイルを選択していなければなりません。

このコマンドはアクションボタンに有効ですが、ホットスポットボタンには追加できません。このコマンドは Web では機能しません。

両方のパラメータを指定している場合は、sourcefiletargetfile で指定したパスとファイル名を使用して保存されます。[添付ファイルの保存] ダイアログボックスは表示されません。文書が読み込みモードか編集モードで開いていなければなりません。保存する添付文書は指定されているため、選択する必要はありません。

フォーカスの変更を発生させる要素 (ホットスポットボタンなど) 内でこのコマンドを使用する場合、EditGoToField コマンドまたは EditTop コマンドを最初に使用してフォーカスを文書に戻しておく必要があります。その際、文書を編集モードで開いておく必要があります。

  1. 次の式は、[添付ファイルの保存] ダイアログボックスを表示します。
    @Command([EditDetach])
  2. 次の式は、開いている文書から 1-2-3® for Macintosh のワークシート「Budget96」を分離し、ユーザーの Macintosh クライアントである「Macintosh HD」の「Worksheets」というフォルダに保存します。
    @Command([EditDetach];"BUDGET96";"Macintosh HD:Worksheets:Budget96")

クロスリファレンス

LotusScript® NotesEmbeddedObject クラスの ExtractFile メソッド

Java™ EmbeddedObject クラスの extractFile メソッド