Node を継承します。Document インターフェースは HTML または XML 文書全体を示します。概念上は文書ツリーのルートで文書データへの第一アクセスを提供します。
要素、Text ノード、コメント、処理命令などは、Document コンテキストの外には存在できないため、Document インターフェースはこれらのオブジェクトを作るのに必要なファクトリーメソッドを含んでいます。生成された Node オブジェクトには、生成されたコンテキスト内の Document とオブジェクト自身を関連付ける ownerDocument 属性があります。
メソッドについては、以下を参照してください。
指定された名前の Attr を作成します。setAttribute メソッドを使用して、Attr インスタンスを Element に設定できることに注意してください。
構文:
public Attr createAttribute(java.lang.String name)
throws DOMException
パラメータ
name - 属性の名前です。
戻り値:
新規の Attr オブジェクトです。
例外処理:
DOMException - INVALID_CHARACTER_ERR: 指定した名前に無効な文字が含まれている場合に発生します。
値が指定した文字列である CDATASection ノードを作成します。
構文:
public CDATASection createCDATASection(java.lang.String data)
throws DOMException
パラメータ
data - CDATASection の内容のためのデータです。
戻り値:
新規の CDATASection オブジェクトです。
例外処理:
DOMException - NOT_SUPPORTED_ERR: 文書が HTML 文書の場合に発生します。
指定した文字列で Comment ノードを作成します。
構文:
public Comment createComment(java.lang.String data)
パラメータ
data - ノードのデータです。
戻り値:
新規の Comment オブジェクトです。
空の DocumentFragment オブジェクトを作成します。
構文:
public DocumentFragment createDocumentFragment()
戻り値:
新規の DocumentFragment です。
タイプが指定された要素を作成します。返されるインスタンスは Element インターフェースを実装しているため、属性を返されたオブジェクトに直接指定できることに注意してください。
構文:
public Element createElement(java.lang.String tagName)
throws DOMException
パラメータ
tagName - インスタンス化する要素タイプ名です。XML では大文字と小文字を区別します。HTML では tagName パラメータでは区別されませんが、DOM 実装によって正規形の大文字にマップされている必要があります。
戻り値:
新規の Element オブジェクトです。
例外処理:
DOMException - INVALID_CHARACTER_ERR: 指定した名前に無効な文字が含まれている場合に発生します。
EntityReference オブジェクトを作成します。
構文:
public EntityReference createEntityReference(java.lang.String name)
throws DOMException
パラメータ
name - 参照するエンティティの名前です。
戻り値:
新規の EntityReference オブジェクトです。
例外処理:
DOMException - INVALID_CHARACTER_ERR: 指定した名前に無効な文字が含まれている場合に発生します。
NOT_SUPPORTED_ERR: 文書が HTML 文書の場合に発生します。
指定した名前とデータ文字列で ProcessingInstruction ノードを作成します。
構文:
public ProcessingInstruction createProcessingInstruction(java.lang.String target, java.lang.String data)
throws DOMException
パラメータ
target - 処理する説明の対象部分です。
data - ノードのデータです。
戻り値:
新規の ProcessingInstruction オブジェクトです。
例外処理:
DOMException - INVALID_CHARACTER_ERR: 不正な文字が指定されていると発生します。
NOT_SUPPORTED_ERR: 文書が HTML 文書の場合に発生します。
指定した文字列で Text ノードを作成します。
構文:
public Text createTextNode(java.lang.String data)
パラメータ
data - ノードのデータです。
戻り値:
新規の Text オブジェクトです。
この文書に関係のある文書型宣言です。XML 文書だけでなく HTML 文書でも、文書型宣言のない場合 Null が返されます。DOM Level 1 では文書型宣言の編集がサポートされていないため docType は変更できません。
構文:
public DocumentType getDoctype()
文書のルート要素である子ノードに直接アクセスできるようにする簡便な属性です。HTML 文書では tagName が「HTML」の要素です。
構文:
public Element getDocumentElement()
Document ツリーを事前に決められた順番で処理する間に行き当たる順番で、指定されたタグ名を使用して、全要素の NodeList を返します。
構文:
public NodeList getElementsByTagName(java.lang.String tagname)
パラメータ
tagname - 一致するタグ名です。特別な値 "*" はすべてのタグに一致します。
戻り値:
一致した要素をすべて含んだ NodeList オブジェクトです。
この文書を処理する DOMImplementation オブジェクトです。DOM アプリケーションでは複数の実装からオブジェクトが使用されることがあります。
構文:
public DOMImplementation getImplementation()