メモ:
データ入力タスクは非同期のサーバータスクです。タスクの進行状況は通知されません。タスクの状況をチェックするには [リストの更新] をクリックします。
大きなデータセットに対して DAV へのデータ入力を実行するのは時間がかかり、サーバーの負荷が大きくなります。大きなデータベースに対して DAV を作成した場合、ビューへのデータ入力は業務時間外に実行することを検討してください。
ビューへのデータ入力は 1 回限りのイベントです。ビューにデータが入力されると、通常の Notes の更新と DB2 更新との同期が維持されます。
リリース 8 では、以前は Notes 式言語からのみ利用可能だった、Notes データベースに関する多様なメタデータが、DAV から使用できるようになりました。DAV に関するメタデータも使用できます。
フィールド名 |
説明 |
タイプ |
保管されるか |
---|---|---|---|
#ADDEDTOFILE |
文書がこのデータベースに追加された日付 |
Timestamp |
Y |
#CREATED |
@Created と同じ |
Timestamp |
Y |
#DATABASE |
NSF 名 |
Varchar |
N |
#DBPATH |
完全パスと NSF 名 |
Varchar |
N |
#MODIFIED |
@Modified と同じ |
Timestamp |
Y |
#OID |
各文書の Notes OID |
Varchar |
Y |
#PUBLICACCESS |
パブリックアクセスの Notes の動作を有効にする |
Varchar bit |
N |
#REF |
$Ref から |
Varchar bit |
Y |
#REPLICAID |
ReplicaID |
Varchar bit |
N |
#RESPINFO |
親文書 ID の後に子の数が続き、その後に子文書の ID のリストが続く |
Long Varchar |
Y |
#SEQUENCENUMBER |
OID.Sequence |
Integer |
Y |
#SERVER |
サーバー CN |
Varchar |
N |
#UNID |
各フィールドの Notes OID |
Varchar |
Y |
個々の文書に適用される特殊フィールドの値は、DAV テーブルに保存されます。データベースまたは DAV に適用される特殊フィールド全体が DAV テーブルに保存されるのではなく、ビュー定義内に値がエンコードされます。保存されない列は、ビューから照会でき、照会ビューの SQL 式に SELECT の一部として組み込むことができます。保存されていない列は、Access テーブルに直接アクセスするときには使用できません。
一部の特殊フィールドは、基の文書に追加の変更を実行します。
照会ビューの SQL 式で SELECT #NOTEID とすると、ビューエントリをダブルクリックすることで文書が開くようになります。
DAV 定義の #OID 特殊フィールドを指定し、照会ビューの SQL 式で SELECT #OID とすると、次の機能が有効になります。
DAV 式に #REF を指定すると、文書に $REF アイテムが作成されます。
DAV 式に #RESPINFO を指定すると、親文書と返答文書の情報が設定されます。
DAV 定義の #PUBLICACCESS 特殊フィールドを指定し、照会ビューの SQL 式で SELECT #PUBLICACCESS とすると、照会ビューで Notes のパブリックアクセス動作が有効になります。
タイムスタンプは GMT を標準とします。
次のアイコンは、作成中の DAV の状況を表示します。