コネクション文書の共通フィールド

ほとんどのコネクション文書に共通するフィールドを下表で説明します。すべての Connector で利用できるのは、[Name]、[Category(s)]、および [Comment] の各フィールドだけです。Connector に固有のフィールドについては、本書の各 Connector の章で説明します。

注: コネクション文書の青色のテキストの部分は、ポップアップヘルプになっています。ポップアップヘルプを表示するには、カーソルをこの文字に合わせてマウスの左ボタンを押し続けます。

フィールド

説明

名前

注: コネクション名を入力します。最大長は 255 文字です。コンマなどの文字は使用できません。

Server/Provider/Oracle Version/SQL Server

Oracle のバージョンを選択し、データベースのある Sybase SQL サーバーの名前、使用するリレーショナルデータベースエンジン、または OLE DB プロバイダのプログラム ID を入力します。

注: このフィールドを利用できないコネクション文書もあります。

Database/Engine/Directory Path/Data Source/Host String Provider String Authentication Service

コネクションを定義するデータソースに必要な情報を入力します。この情報は、選択したデータソースの種類によって異なります。

注: 使用する Connector によっては、データベースに必要なすべての情報を取得するために複数のフィールドが表示される場合があります。
注: このフィールドを利用できないコネクション文書もあります。

User Name

上記で指定した、選択されたデータソースへのアクセスに必要なユーザー名を入力します。

注: このフィールドを利用できないコネクション文書もあります。

パスワード

上記で指定したユーザー名に対応するパスワードを入力します。

注: このフィールドを利用できないコネクション文書もあります。

Password Encryption Key

[password encryption] アイコンをクリックして、該当するコネクション文書に対するパスワードを暗号化します。このアイコンをもう一度クリックすると、暗号はオフになります。

注: このフィールドを利用できないコネクション文書もあります。

password bmp

Selection Type:

データに接続するためのオプションを選択できます。

  • ビュー
  • プロシージャ (ストアドプロシージャ、「メモ」を参照)

目的のオプションを選択します。

注: このフィールドを利用できないコネクション文書もあります。
注: コネクション文書でストアドプロシージャを参照すると、外部システムのデータベースに保存されているすべてのストアドプロシージャがリストされているダイアログボックスが表示されます。ストアドプロシージャを選択すると、選択したストアドプロシージャのパラメータが [Parameters] フィールドに自動的にリストされます。表を参照してください。コネクション文書でストアドプロシージャを指定しない場合、Virtual Field または Virtual アクティビティ文書からストアドプロシージャと関連するパラメータを選択できます。どちらの場合も、ストアドプロシージャはアクティビティ文書の [Events] セクションにデフォルトのストアドプロシージャとして入力されます。ほとんどの場合、戻り値は外部システムデータベースによって処理されます。Oracle の場合は、返された情報は Connector for Oracle によって処理されます。これは一般のユーザーには関係ありませんが、Oracle ストアドプロシージャを作成するユーザーは、理解しておく必要があります。

[Table/View/Procedure/Subdirectory Selection] セクションでは、このコネクションでアクセスする特定のメタデータを選択できます。このセクションのタイトルは、アクセスするデータの種類によって変わります。

[Table/View/Procedure/Subdirectory Selection] フィールド

説明

manual button bmp

現在のテーブルのリストに表示されていないテーブルを選択するには、[Manual] ボタンを使用します。テーブルを入力すると、関連する列がすべて表示されます。このフィールドを利用できないコネクション文書もあります。

[Manual] ボタン

[Manual] ボタンを使用すると、[Name] フィールドの横にある下向き矢印ボタンを選択すると表示されるテーブルやビューのリストには含まれていないテーブルを指定できます。

Connector for File System 以外の場合は、オーナー名とテーブル名を入力する必要があります。DECS または LEI がテーブルが見つけられるようにするため、これらの項目はデータソースで命名されているとおりに入力してください。

所有者

このフィールドでは、オーナー名を指定してテーブルからデータを選択できます。デフォルト値は <Any> です。この場合、データベースのすべてのテーブルからデータを選択できます。下向き矢印ボタンをクリックして、既存オーナー名のリストを表示します。これにより、指定したオーナーの所有するテーブルのみからデータを選択できます。

このフィールドには有効なオーナー名を入力する必要があります。

注: このフィールドを利用できないコネクション文書もあります。
注: IBM® i の場合、オーナー名はライブラリ名または SQL コレクションに対応しています。

名前

このフィールドには、データソースから選択したテーブルまたはビューの名前が表示されます。下向き矢印ボタンをクリックして、テーブルまたはビューのリストを表示し、その中から選択します。

注: このフィールドを利用できないコネクション文書もあります。

Column(s)/Parameters/File Attributes

このフィールドには、選択したテーブル内の列の名前と関連するデータの種類、または外部データソースのビューがリストされます。

ストアドプロシージャを選択した場合、このフィールドにはストアドプロシージャのパラメータが表示されます。上記の「Selection Type」を参照してください。

ファイルシステムに接続している場合は、選択したサブディレクトリから、ファイル属性とそれに対応するデータ型をこのフィールドにリストできます。

注: このフィールドを利用できないコネクション文書もあります。

Category(s)

この文書をグループ化するカテゴリ名を選択または作成できます。カテゴリ名を使用すると、[Category] ビューで文書をカテゴリ別に分類して表示できます。例えば、特定プロジェクトのすべてのコネクションとアクティビティを分類するなど、表示やアクセスが便利になります。

コメント

コネクションを説明する内容を追加できます。フィールドに入力したテキストは、コネクション文書の構成と管理に役立ちます。

これはリッチテキストフィールドです。このフィールドには、Notes の文書リンクを含められます。