Collapse/Expand Metaconnector のプロパティ

次の表は、Collapse/Expand Metaconnector のプロパティについて説明しています。

フィールド

説明

名前

このコネクションを識別する一意の名前を指定します。最大長は 255 文字です。

Connection to Use

データを提供する、ベースとなるコネクションの名前を指定します。通常、ここでは Order Metaconnector を指定します。

Grouping Keys

グループ化に使用するキーを定義するフィールドまたはフィールドのリストを指定します。同じキー値を持つすべての外部レコードから、1 つの内部レコードが作成されます。同じキー値を持つすべてのレコードを、複数値の単一レコードにグループ化するには、外部の結果セットを、Order Metaconnector を使用し、グループキーフィールドを基準として並べ替えなければなりません。

注: グループ化は完全に同じキーに対してのみ行われます。Collapse/Expand Metaconnector と Order Metaconnector を組み合わせて使用している場合でも大文字と小文字が区別されます。

Additional Write Keys

グループ化されたレコード内の追加のキーフィールドまたは固有のキーを定義するフィールドを指定します。例えば、1 人の顧客からの 4 つの注文を、顧客番号をキーとして 1 つの文書にまとめるものとします。このとき、1 つの注文が変更になった場合、レコードを展開するときには、顧客の個々の外部レコードを識別するための固有のキーとなる注文番号が必要になります。

Disable Trimming of Text Trailing Spaces

テキストデータの末尾のスペースの削除を無効にします。

通常のオペレーションでは、コネクションからフェッチしたデータの末尾にスペースがあるときは、これらのスペースは削除されます。Direct Transfer と Replication の各アクティビティに、末尾のスペースを削除しないプロパティ (NoTrimText) が追加されました。

Collapse/Expand Metaconnector を使用している Direct Transfer アクティビティまたは Replication アクティビティでこのオプションが選択されているときは、メタコネクションでもこのオプションを指定しなければなりません。

注: Virtual Fields アクティビティ文書で使用される「Subkey」という用語と、Collapse/ Expand Metaconnector 文書で使用される「Additional Write Key」という用語は、相互に関連します。このフィールドは、イベントの更新、削除、または作成の際にイベントが 1 つのレコードのみに影響を与えるように、外部システムテーブルでは固有である必要があります。このフィールドが外部システムテーブルにおいて固有ではない場合、イベントは選択された「グループ」のレコードすべてに影響を与えます。Collapse/ Expand Metaconnector 文書の「Grouping Key」という用語と、Virtual Fields アクティビティ文書の「Key Field」という用語とは、相互に関連します。「複数値も可」と示されたデータを使用するときは、「Grouping Key」(または、Virtual Fields アクティビティ文書の「Key Field」) は、固有であってはなりません。これは、Collapse/Expand コネクションタイプを用いる Replication アクティビティを使用する際に役立ちます。