@Char (式言語)

IBM® コードページ 850 のコード番号を、対応する 1 文字の文字列に変換します。

構文

@Char( codeNumber )

パラメータ

codeNumber

数値または数値リスト。0 から 255 の範囲の数値を指定します。整数以外の数値は、切り捨てによって整数にされます。

戻り値

correspondingChar

文字列または文字列リスト。codeNumber に対応する 1 文字が返されます。

使用法

パラメータがリストである場合、この関数はリストの各要素ごとに処理され、戻り値は同じ数の要素を持つリストになります。

@Char(10) では改行が返されます。

@Char(9) ではタブが返されます。

注: Notes クライアントでは、列式で codeNumber パラメータに 0 または 9 を指定しても機能しません。

@Char(13) を @Prompt 式で使用すると、改行が返されます。

単一の列行に複数の行を追加するには:

  1. [ビューのプロパティ] インフォボックスで、次の操作を行います。
    • [行の高さ] を、行に含めたい改行の数に変更します。
    • [行の高さを内容に合わせる] を選択します。
  2. [列のプロパティ] インフォボックスで、次の操作を行います。
    • 複数値の分離記号として [改行] を選択します。
    • [複数値を区別して表示] チェックボックスの選択を解除します。
  3. 列式のコードでは、新しい行に表示する文字列または数値をそれぞれ分離値として指定します。複数値の分離記号を [改行] に設定したため、値と値の間に改行が挿入されます。例えば、次の列式では、列行の [LastName] フィールドの内容の上に [FirstName] フィールドの内容が表示されます。
    first:= FirstName;
    last := LastName;
    @Trim(first : last)

  1. 次の例では、A が返されます。
    @Char(65)
  2. 次の例では、a が返されます。
    @Char(97)
  3. 次の例では、8 が返されます。
    @Char(56)
  4. 次の例では、A、a、8 がリストで返されます。
    @Char(65 : 97 : 56)
  5. 次の例では、[QuestionnaireNumber] というフィールドに値がある場合はそのフィールドの文字が返され、ない場合は Null 文字列が返されます。
    @If(@IsAvailable(QuestionnaireNumber);
         @Char(QuestionnaireNumber);"")
  6. 次の例では、@Char(13) を使用して @Prompt の文字列に改行を挿入します。
    @Prompt([OK]; "Complete"; "The agent has finished." + @Char(13) + "Please exit this document without saving.")

クロスリファレンス

LotusScript® 言語の Tab 関数

NotesRichTextItem クラスの AddNewLine メソッド

Java™ RichTextParagraphStyle クラスの addNewLine メソッド