選択された埋め込みアウトラインのプロパティ

このタスクについて

埋め込みアウトラインは属性を自由に設定できる部分がいくつかあります。[埋め込みアウトラインのプロパティ] インフォボックスを使用すると、背景エリアのイメージや、タイトル、トップレベル、サブレベルの各エリアでのエントリ階層のスタイルなど、埋め込みアウトラインの表示形式を設定できます。

Embedded outline areas

ユーザーに対する埋め込みアウトラインの表示方法を制御するためのスタイルプロパティには、[種類] と [タイトル] の 2 種類があります。

[種類] は、アウトラインにアウトラインエントリの階層構造を表示するかどうかを決定するプロパティです。階層構造は、アウトラインエントリをアウトデントおよびインデントすることにより設定されます。[種類] の [ツリー] を選択すると、下位階層のエントリを含むアウトラインエントリはすべて、展開可能セクションとして表示されます。設定により、下位階層の展開が可能なアウトラインエントリの隣に、緑色の三角アイコンを付けることができます。また、ユーザーが上位エントリをクリックしたときに、下位階層が展開されるように設定することもできます。[ツリー] のアウトラインの場合、上位階層のエントリはいつでもすべて表示されます。ユーザーは、必要に応じてエントリを展開したり、省略表示にします。

[三角アイコンの表示] を選択したツリースタイルのアウトライン

Tree style outline with twisties turned on

シンプルタイトルを持つツリースタイル

Tree style outline with simple title

階層構造の表示方法を [フラット] にしたアウトラインの場合は、一度に 1 レベルのエントリを表示します。最初に、最上位階層のエントリがすべて表示されます。エントリをクリックしたとき、それが展開可能ならば、そのエントリに関連した下位階層のエントリが表示されます。展開不可能ならば、関連リンクまたはアクションにジャンプします。ユーザーがアウトラインの最上位階層に戻れるようにしたい場合、設計者は、タイトルスタイルとして [シンプル] を選択します。タイトルは表示され続け、ユーザーは上位階層に戻るためにタイトルをクリックします。タイトルスタイルとして [非表示] を選択した場合は、ボタンやアクションを追加して、ユーザーがアウトラインの上位階層に戻れるようにする必要があります。

フラットスタイルのアウトラインの初期表示

Initial flat style outline

[電話帳] エントリをクリックした後

Expanded flat style outline

埋め込みアウトラインをフォーマットするには

手順

  1. アウトラインが埋め込まれているフォームまたはページを開きます。
  2. アウトラインを選択します。
  3. [設計要素] - [アウトライン制御のプロパティ] を選択します。[埋め込みアウトラインのプロパティ] インフォボックスが表示され、埋め込みアウトラインの表示形式をすべて設定できます。

    [情報] タブ:

    • [種類] - [ツリー] または [フラット] を選択できます。この設定により、アウトラインの階層構造を表示するかどうかを決定できます。[ツリー] は階層構造内のすべてのアウトラインエントリを表示するスタイルですが、[フラット] は一度に 1 階層だけを表示するスタイルです。[フラット] を選択した場合は、[タイトルスタイル] の設定を [フラット] に適したものに変更します。
    • [タイトルスタイル] - [非表示] または [シンプル] を選択できます。タイトルを [シンプル] にすると、アウトラインに現在表示されている階層の親 (上位階層) のタイトルが表示されるため、ユーザーがアウトラインの表示を上位階層のものに戻すことが可能になります。しかし [非表示] にすると、アウトラインは階層構造を表示しないため、ユーザーは上位階層に戻ることができず、下位階層へ降りて行くことしかできません。
    • [対象フレーム] - 参照元 (リンク、名前付き設計要素、または URL) が表示されるフレームを指定します。
    • 三角アイコン (ツリースタイルの場合のみ)
    • 列 ([フラット] で [縦] の場合のみ)
    • [ルートエントリ] - 親エントリのラベルまたは別名を使用してルートエントリを指定します。Domino Designer R5 との下位互換性を維持するには、別名を指定する必要があります。ルートエントリを指定すると、指定されたエントリの子エントリのみが表示されます。これは、サイトまたはデータベースの要素へのユーザーのアクセス権限を限定する方法として使用できます。
    • アウトラインのサイズ
    • [Web アクセス] - 埋め込みアウトラインを Web ユーザーに対して表示する場合に、HTML または Java™ アプレットのどちらかを選択します。
    • 特殊

    [フォント] タブ

    アウトラインエントリのフォントをフォーマットするために、[トップレベルフォント] または [サブレベルフォント] のどちらかを選択します。[タイトルスタイル] を [シンプル] に設定した場合は、[タイトルフォント] を選択できます。次のものについてはフォントカラーを選択できます。

    • 標準 -- エントリの通常の状態
    • 選択 -- そのエントリが選択されたとき
    • マウス -- マウスがエントリの上を通過するとき

    [背景] タブ

    埋め込みアウトライン上のエリアごとに、[背景色] または [背景のイメージ] を指定できます。[選択] と [マウス] の色を設定することもできます。イメージを上下や左右などさまざまな形に並べて表示したり、テキストの下に配置したりすることで、ボタンの効果が得られます。使用する背景イメージは、データベースの共有イメージリソースである必要があります。

    [レイアウト] タブ

    [タイトルレイアウト] ([タイトルスタイル] で [シンプル] が有効になっている場合)、[トップレベルレイアウト]、または [サブレベルレイアウト] について、位置を設定できます。

    • [エントリ]
    • [エントリラベル]
    • [エントリイメージ]

    [境界線] タブ

    境界線のスタイル、効果、太さを設定します。

    境界線の詳細については、『Notesヘルプ』のトピック「境界線のスタイル、効果、太さを設定する」を参照してください。

タスクの結果

[段落余白] タブ

段落の余白を設定します

[段落非表示] タブ

非表示オプションを設定します