名前付き設計要素として Domino エージェントを表します。エージェントは、設定されたスケジュールまたはユーザーの要求に従って一連の自動化タスクを実行するプログラムです。エージェントは、トリガー (いつ実行するか)、検索 (どの文書を対象とするか)、アクション (何をするか) の 3 つのコンポーネントから構成されます。
包含元: %design.elements;
包含要素: %named.design.note.prolog;、<designchange>、<trigger>、<documentset>、<code>、<rundata>、%note.epilog;
<!ELEMENT agent ( %named.design.note.prolog; , designchange?, trigger , documentset? , code* , rundata?, %note.epilog; )>
%named.design.note.prolog; , designchange? , trigger , documentset? , code* , rundata? , %note.epilog;
任意の数の %named.design.note.prolog; エンティティの内容、続いて省略可能な <designchange> 要素、<trigger> 要素、省略可能な <documentset> 要素、任意の数の <code> 要素、続いて省略可能な <rundata> 要素、任意の数の %note.epilog; エンティティの内容の順に含まれます。
<!ATTLIST agent
%named.design.note.attrs; |
||
---|---|---|
enabled |
%boolean; |
"true" |
showinsearch |
%boolean; |
"false" |
runaswebuser |
%boolean; |
"false" |
runonbehalfof |
%string; |
#IMPLIED |
activatable |
%boolean; |
#IMPLIED |
clientbackgroundthread |
%boolean; |
"false" |
allowremotedebugging |
%boolean; |
"false" |
storehighlights |
%boolean; |
"false" |
formulatype |
(%formula.types;) |
"modifydocs" |
restrictions |
(%agent.restrictions;) |
"restricted" |
>
activatable
true の場合、その ACL で、1 つのデータベースに対する [編集者] 以上のアクセス権があるユーザーは、スケジュールが設定されたエージェントを有効または無効にできます。これにより、サーバー上のスケジュールが設定されたエージェントを終了させずに、有効または無効にできます。
allowremotedebugging
true の場合、エージェントスクリプト内の LotusScript のリモートデバッグが許可され、Java で記述されたエージェントの実行がモニターできます。
clientbackgroundthread
true の場合、エージェントの完了を待たずに、そのエージェントにアクセスできます。この属性が true に設定され、エージェントがフロントエンドクラスを参照した場合、ランタイムエラーが発生します。
enabled
true (デフォルト) の場合、スケジュールが設定されたエージェントが有効になります。
formulatype
選択された式の種類です。この種類は、%formula.types; エンティティで定義されています。
runaswebuser
true の場合、エージェントを Web ユーザーとして実行します。これは、エージェントのセキュリティアクセス権を、インターネット経由でデータベースにアクセスするユーザーに適用されるアクセス権に制限することを意味します。デフォルトは false です。
runonbehalfof
エージェントを実行しているユーザーの名前です。制限付き契約者は、自分自身の権限と同じ権限の下でのみエージェントを実行できます。制限なし署名者は、任意のユーザーの権限を指定してエージェントを実行できます。
showinsearch
true の場合、検索バーに検索照会文字列を表示します。デフォルトは false です。
storehighlights
true の場合、取り出した文書のテキストの中で検索照会に一致する部分をハイライト表示します。デフォルトは false です。
%agent.restrictions; エンティティは、エージェントのセキュリティ設定を定義します。
構文:
<!ENTITY % agent.restrictions "restricted | unrestricted | fulladminunrestricted ">
fulladminunrestricted
エージェントは、制限付き操作を実行できます。その際、エージェントには完全な管理権限があります。このオプションは、制限なしの操作より強力です。
restricted
エージェントは、制限付き操作の実行を許可されていません。これは最も安全な選択肢です。
unrestricted
エージェントは、制限なしの権限を付与されているため、制限付き操作を実行できます。