LCDatetime の Adjust メソッド

このメソッドは、指定の単位で日時を変更します。

定義位置

LCDatetime

構文

Call changeDatetime.Adjust (Units, Amount)

パラメータ

パラメータ	説明
Units	Long。調整する単位。単位の順序は、コンストラクタで定義するとおりです (Year、Month、Day、Hour、Minute、Second、Hundredth、Zone、DST)。次の定数を使用します。
	LCDTUNIT_YEAR -- 年単位
	LCDTUNIT_MONTH -- 月単位
	LCDTUNIT_DAY -- 日単位
	LCDTUNIT_HOUR -- 時間単位
	LCDTUNIT_MINUTE -- 分単位
	LCDTUNIT_SECOND -- 秒単位
	LCDTUNIT_HUNDREDTH -- 100 分の 1 秒単位
Amount	Long。指定した単位での調整量。正の値は時間を先に進め、負の値は時間を戻すことを示します。

使用法

LCDatetime.Adjust メソッドでは、タイムゾーンの調整はできません。タイムゾーンを調整するには、Zone プロパティを設定し、適切な時間数を指定して時刻を調整します。

LCDatetime の表現は、リレーショナルデータベースシステムでの時間表現機能の範囲内に限られます。この表現の形式は、NotesDateTime オブジェクトや、Notes の日時フィールドほど多くはありません。日時を使用してさまざまな計算を行う場合は、NotesDateTime オブジェクトを作成することをお勧めします。このオブジェクトを利用すればタイムゾーンを容易に変換でき、日時を調整するときにサマータイムを適用するかどうかを制御できます。

例

Option Public
Uselsx "*lsxlc"  
Sub Initialize
  Dim clock As New LCDateTime
  clock.SetCurrent
  Print "The time is " & clock.Text
  Call clock.Adjust (LCDTUNIT_HOUR, -100)
  Print "100 hours ago, the time was " & clock.Text
End Sub

出力例

The time is 09/08/1998 05:22:07.18 PM
100 hours ago, the time was 09/05/1998 02:37:52.82 AM