SSL 証明書を処理する URL コマンド

ここでは、データベースに保存されている SSL (Secure Sockets Layer) 証明書の要求および受理を自動化するためのコマンドについて説明します。

注: 記載されている URL は例です。実在の Web サイトを示すものではありません。

SpecialAction 引数を指定した OpenForm

構文

http://Host/Database/FormName?OpenForm&SpecialAction=specialActionField

それぞれの意味は次のとおりです。

specialActionField には、フォーム上の編集可能なテキストフィールドの名前を指定します。このフィールドには、あらかじめ定義されたコマンドが値として保存されていることが必要です。SSL 証明書付きのフィールドを使用するには、次の認証要求コマンドのいずれかを指定します。

"SubmitCert"

"ServerRequest"

"ServerPickup"

http://www.lotus-10.com/certs.nsf/UserCertificateRequest?OpenForm&SpecialAction=SubmitCert

http://www.lotus-10.com/certs.nsf/ServerCertificateRequest?OpenForm&SpecialAction=ServerRequest

http://www.lotus-10.com/certs.nsf/Certificate?OpenForm&SpecialAction=ServerPickup

SSL ユーザー証明書を作成する

SubmitCert コマンドは、指定されたデータベースに「ユーザー証明書」文書を作成するために使用します。この文書の作成には、TranslateForm 引数で指定したフォームが使用されます。

構文

http://Host/Database/ResultForm?RequestCert&Command=SubmitCert&TranslateForm=TranslationFormName

それぞれの意味は次のとおりです。

http://www.lotus-10.com/certs.nsf/CertificateProcessed?RequestCert&Command=SubmitCert&TranslateForm=Certificate

オプションフィールドと必須フィールド

SubmitCert コマンドには、[Certificate] という名前のフィールドを持つ変換フォームが必要です。Domino® により証明書の内容と証明書発行者についての情報が文書に保存されるのは、フォームに次の名前のフィールドがある場合です。

SSL サーバー認証要求を作成する

ServerRequest コマンドは、指定されたデータベースに「サーバー認証要求」文書を作成するために使用します。この文書の作成には、TranslateForm 引数で指定したフォームが使用されます。

構文

http://Host/Database/MessageForm?RequestCert&Command=ServerRequest&TranslateForm=TranslationFormName

それぞれの意味は次のとおりです。

http://www.lotus-10.com/certs.nsf/CertificateProcessed?RequestCert&Command=ServerRequest&TranslateForm=Certificate

オプションフィールドと必須フィールド

ServerRequest コマンドには、[Certificate] という名前のフィールドを持つ変換フォームが必要です。Domino によりサーバー要求についての情報が文書に保存されるのは、フォームに次の名前のフィールドがある場合です。