サーバー、データベース、ビューを開く URL コマンド

ここでは、サーバー、データベース、ビュー、「データベースについて」文書、ヘルプ文書、データベースアイコンにアクセスするためのコマンドについて説明します。データベースに URL コマンドでアクセスするには、データベースを notes¥data ディレクトリか notes¥data ディレクトリのサブディレクトリに格納する必要があります。ただし、?Login?Logout、?Redirect などのサーバーコマンドの場合は例外です。Microsoft Internet Information Server の場合と同様、サーバーコマンド構文にないデータベース名を使用してもかまいません。サーバーコマンドで参照されるデータベースが存在しない場合にはコマンドが無視されます。サーバー間の文書リンクを転送する場合には ?Redirect を使用してください。設計要素を非表示にすると、その設計要素はサーバーに対しても非表示になります。したがって、非表示にされているビュー内の文書に、Domino URL コマンドを使用してアクセスすることはできません。

注意:
データベースのプロパティ [URL 参照を許可しない] を設定すると、これらの URL コマンドは無効にされます。
注: 記載されている URL は例です。実在の Web サイトを示すものではありません。

Redirect

構文

http://Server/Dummy.nsf?Redirect&Name=notesserver&Id=To=encodedurl

それぞれの意味は次のとおりです。

http://www.lotus-10.com/dummy.nsf?Redirect&Name=Mister%2FHankey&Id=0525666D0060ABBF&To=%FAView%3FOpenView

注: ?Logout コマンドでログアウトを強制すると、&RedirectTo パラメータを使用して別の Web サイトにリダイレクトできます。

OpenDatabase

構文

http://Host/__DatabaseReplicaID.nsf?OpenDatabase

http://www.lotus-10.com/leads.nsf?OpenDatabase

http://www.lotus-10.com/sales/discussion.nsf?OpenDatabase

http://www.lotus-10.com/__852562F3007ABFD6.nsf?OpenDatabase

OpenView

構文

http://Host/Database/ViewName?OpenView

http://Host/Database/ViewUniversalID?OpenView

http://Host/Database/$defaultview?OpenView

http://www.lotus-10.com/leads.nsf/By+Salesperson?OpenView

http://www.lotus-10.com/leads.nsf/DDC087A8ACE170F8852562F300702264?OpenView

http://www.lotus-10.com/leads.nsf/$defaultview?OpenView

OpenView の引数 (省略可能)

URL をより正確にするために、オプションの引数を付加します。特に指定がなければ、目的の結果を得るために次の引数のいずれかを組み合わせます。

Collapse=n

n は、階層構造ビューの省略表示フォーマットで表示される行番号です。この引数を ExpandView や CollapseView 引数と同時に指定することはできません。

CollapseView

ビューを省略表示した状態で表示します。

Count=n

n には、表示する行数を指定します。

Expand=n

n は、階層構造ビューの展開フォーマットで表示される行番号です。この引数を ExpandView や CollapseView 引数と同時に指定することはできません。

ExpandView

ビューを展開した状態で表示します。

RestrictToCategory=category

カテゴリを [単一カテゴリの表示] オブジェクトに設定します。

category はビューで表示されるカテゴリです。

Start=n

n には、ビューの表示を開始する行番号を指定します。階層表示ビューの行番号にはサブインデックスを含めることができます (例えば、Start=3.5.1 は、ビューが 3 番目のメイントピックの 5 番目のサブトピックの最初の文書から表示されることを意味します)。

StartKey=string

string は、ビューの文書に対するキーを指定します。ビューはその文書から表示されます。

http://www.lotus-10.com/leads.nsf/DDC087A8ACE170F8852562F30070226400000196?OpenView&CollapseView

http://www.lotus-10.com/leads.nsf/DDC087A8ACE170F8852562F30070226400000196?OpenView&ExpandView

http://www.lotus-10.com/leads.nsf/By+Category?OpenView&RestrictToCategory=pricing

http://www.lotus-10.com/leads.nsf/DDC087A8ACE170F8852562F30070226400000196?OpenView&Start=3&Count=15

http://www.lotus-10.com/leads.nsf/DDC087A8ACE170F8852562F30070226400000196?OpenView&StartKey=F

ReadViewEntries

このコマンドは、フォント、リストの区切り、日付フォーマット、HTML 設定、ビューテンプレート、フレームリダイレクトのような表示上の属性を指定せずに XML フォームのビューデータにアクセスするのに使用します。

注: このコマンドではユーザーがアクセスできる文書のみが返されます。

構文

http://Host/Database/ViewName?ReadViewEntries

http://Host/Database/ViewUniversalID?ReadViewEntries

http://Host/Database/$defaultview?ReadViewEntries

http://www.lotus-10.com/leads.nsf/By+Salesperson?ReadViewEntries

http://www.lotus-10.com/leads.nsf/DDC087A8ACE170F8852562F300702264?ReadViewEntries

http://www.lotus-10.com/leads.nsf/$defaultview?ReadViewEntries

ReadViewEntries の引数 (オプション)

URL をより正確にするために、オプションの引数を付加します。特に指定がなければ、目的の結果を得るために次の引数のいずれかを組み合わせます。

Collapse=n

n は、階層構造ビューの省略表示フォーマットで表示される行番号です。この引数を ExpandView や CollapseView 引数と同時に指定することはできません。

CollapseView

ビューを省略表示した状態で表示します。

Count=n

n には、表示する行数を指定します。

Endview=1

ReadViewEntries によって最後に返される文書がビュー内の最新の文書になります。ビューに最新の n 文書を表示するには、Count = n と組み合わせて使用します。

Expand=n

n は、階層構造ビューの展開フォーマットで表示される行番号です。この引数を ExpandView や CollapseView 引数と同時に指定することはできません。

ExpandView

ビューを展開した状態で表示します。

KeyType=text|time|number

StartKey の種類を指定します。引数が指定されていない場合、デフォルトはテキストです。KeyType に時間を設定すると、時間値を StartKey の値 (ビューの表示を開始する行を決める) と UntilKey の値 (ビューの表示を終了する行を指定する) として使用できます。&KeyType=time が指定されている場合、&StartKey と &UntilKey を ISO 準拠の日付時刻形式で表すことができます。例えば、時間値 20020101T140000,00Z を使用して 9:00 AM 東部標準時を協定世界時 (UTC) やグリニッジ標準時 (GMT) で表わしたり、時間値 20020101T090000,00-05 を使用して同じ日付と時刻をローカル時間とタイムゾーンとのオフセットで表すこともできます。StartKey 引数と組み合わせた場合に、KeyType に数を設定すると、指定した StartKey を数値として扱うことができます。

NavigateReverse=1

ビューの開始文書から始めて、開始文書およびそれより小さい行番号を持つ文書を一覧表示します。

Outputformat=JSON

ビューを JSON (JavaScript Object Notation) の形式で表示します。

PreFormat

サーバーの全データ型をテキストに変換します。テキストリスト、数値、日付、数値リストは、送信の前にテキストに変換されます。サーバーのロケールはすべての形式で使用されます。この引数を省略すると XML の出力ストリームは構造化したロケールに中立的な形式の情報を含みます。

ResortAscending=column number

ResortDescending=column number

column number は、アルファベット順で昇順または降順に再ソートする、0 から始まるビューの列番号です。ユーザーがソートできるようにする必要があります ([列のヘッダーをクリック時にソート])。

RestrictToCategory=category

[単一カテゴリの表示] オブジェクトのカテゴリを設定します。category には、ビューに表示するカテゴリを指定します。

Start=n

n には、ビューの表示を開始する行番号を指定します。階層表示ビューの行番号にはサブインデックスを含めることができます。 (例えば、Start=3.5.1 は、ビューが 3 番目のメイントピックの 5 番目のサブトピックの最初の文書から表示されることを意味します)。

StartKey=string

string はソートされたビュー内の文書へのキーです。ビューはその文書から表示されます。StartKey と一致するものがない場合は、次の文書が返されます。したがって、例えば、StartKey が「A」に指定されており、「A」で始まる文書がない場合、StartKey は「B」で始まる最初の文書を返します。

UntilKey=string

UntilKey は StartKey と一緒に使用するときだけ有効です。StartKey で指定した文書で始まり UntilKey で指定した文書で終わるビューエントリの範囲を表示することができます。例えば、&StartKey=A&UntilKey=B と指定することによって、A で始まるすべてのエントリを表示することができます。また、&Count キーワードを使用すると、任意の指定範囲内で返されるエントリの数を制限することができます。

http://www.lotus-10.com/leads.nsf/DDC087A8ACE170F8852562F30070226400000196?ReadViewEntries&CollapseView

http://www.lotus-10.com/leads.nsf/By+Category?ReadViewEntries&Endview=1&Count=3

http://www.lotus-10.com/leads.nsf/DDC087A8ACE170F8852562F30070226400000196?ReadViewEntries&ExpandView

http://www.lotus-10.com/leads.nsf/By+Category?ReadViewEntries&NavigateReverse=1&Start=50

http://www.lotus-10.com/leads.nsf/By+Category?ReadViewEntries&outputformat=JSON

http://www.lotus-10.com/leads.nsf/By+Category?ReadViewEntries&PreFormat

http://www.lotus-10.com/leads.nsf/By+Category?ReadViewEntries&RestrictToCategory=pricing

http://www.lotus-10.com/leads.nsf/DDC087A8ACE170F8852562F30070226400000196?ReadViewEntries&Start=3&Count=15

http://www.lotus-10.com/leads.nsf/DDC087A8ACE170F8852562F30070226400000196?ReadViewEntries&StartKey=F

http://www.lotus-10.com/leads.nsf/By+Department?ReadViewEntries&StartKey=312&KeyType=number

OpenAbout

OpenAbout コマンドを使用すると、「データベースについて」文書にアクセスできます。

構文

http://Host/Database/$about?OpenAbout

http://www.lotus-10.com/leads.nsf/$about?OpenAbout

OpenHelp

OpenHelp コマンドを使用すると、「データベースの使い方」文書にアクセスできます。

構文

http://Host/Database/$help?OpenHelp

http://www.lotus-10.com/leads.nsf/$help?OpenHelp

OpenIcon

OpenIcon コマンドを使用すると、データベースアイコンにアクセスできます。

構文

http://Host/Database/$icon?OpenIcon

http://www.lotus-10.com/leads.nsf/$icon?OpenIcon