ユーザーにフォルダの選択を促すフィールドを設計する

このタスクについて

フォームに [FolderOptions] フィールドを追加すると、ユーザーは新しい文書を保存した後に [アクション] - [フォルダへ移動] を選択しなくても、新しい文書用にフォルダを選択できます。ユーザーにフォルダ選択を指示するか、文書が自動的に現在のフォルダに保存されるように、フィールドを定義できます。

手順

  1. [FolderOptions] という名前のフィールドを作成し、計算結果テキストフィールド、計算結果番号フィールド、または編集可能な選択肢リストフィールドとして定義します。

    [複数値も可] または [リストにない値も可] は選択しないでください。

    表示用の計算結果フィールドおよび作成時の計算結果フィールドは、この状況では動作しません。

  2. 選択肢リストフィールドでは、[フィールドのプロパティ] インフォボックスにある [制御] タブで、[選択肢を入力 (1 行に 1 つ)] を選択し、キーワードやその別名を使用して各エントリを記述します。例えば、次のように記述します。
    Choose folder from list | 1
    Save in current folder | 2
  3. 計算結果フィールドの場合は、プログラムペインにあるインフォリストの [オブジェクト] タブから [値] を選択します。

    編集可能なフィールドの場合は、プログラムペインにあるインフォリストの [オブジェクト] タブから [デフォルト値] を選択します。

  4. プログラムペインのスクリプトエリアに式を記述します。

    [FolderOptions] フィールドには、値、または 1 か 2 のデフォルト値が入力されている必要があります。

    "1" (ユーザーにフォルダを選択するよう指示する)

    この値を使用すると、ユーザーに [フォルダへ移動] ダイアログボックスが表示されます。フォルダを選択し、[追加] をクリックすると、新しい文書はフォルダに保存されます。[キャンセル] を選択すると、文書はフォルダに入れずに保存されます。

    "2" (現在のフォルダへ保存する)

    ユーザーが開いているフォルダから文書を作成する場合、この値を使用すると、文書はそのフォルダへ保存および追加されます。ユーザーがフォルダ以外から文書を作成した場合は、文書は保存されますが、フォルダへは追加されません。