選択肢リストを表示するフィールドを作成する

選択肢リストを表示するフィールドを作成できます。リストは入力した式で作成できます。また、値を入力するユーザーが作成することもできます。[フィールドのプロパティ] インフォボックスの [制御] タブで、選択肢フィールドのリストと式を入力します。インターフェーススタイルで使用可能な場合は、[フィールドのプロパティ] インフォボックスの [制御] タブにある [リストにない値も可] を選択すれば、ユーザーは、元のリストを変更せずに自分自身の単語を追加できます。また、インターフェーススタイルの一部には、[フィールド情報] タブに、[複数値も可] というオプションがあります。これは、ユーザーがそのフィールドで複数の選択ができるようにするものです。選択肢リストフィールドは、編集可能フィールドまたは計算結果フィールドですが、通常は編集可能フィールドです。選択肢のリストを提示するフィールドの種類は次のとおりです。

フィールドの種類	使用法	[リストにない値も可]	[複数値も可]
ダイアログリスト	ユーザーが [Enter] キーを押すか、エントリ補助ボタンをクリックすると、一度にすべての選択肢が表示されます。スペースバーを押すと、一度に 1 つずつ表示されます。1 文字を入力すると、その文字で始まる 1 番目の選択肢が表示されます。フィールドの隣に、ユーザーがクリックすることですべての選択肢が表示されるボタンを表示したい場合は、[エントリ補助ボタンの表示] を選択します。ダイアログリストは、レイアウト領域では使用できません。	使用可能	使用可能
チェックボックス	各選択肢は、ユーザーがクリックして選択するボックスとともに表示されます。チェックボックスには、境界線、列、間隔のオプションがあります。幅の広いチェックボックスパネルを作成するには、2 から 8 の間の列数を選択します。	使用不可能	使用可能
ラジオボタン	各選択肢は、ユーザーが 1 つだけクリックできるボタンで表示されます。ラジオボタンには、境界線、列、間隔のプロパティがあります。幅の広いボタンパネルを作成するには、2 から 8 の間の列数を選択します。	使用不可能	使用不可能
リストボックス	各選択肢は、展開されたリストボックスで表示されます。ユーザーは、エントリをクリックして選択します。リストボックスには、境界線、サイズ、配置のオプションがあります。ドラッグしないでリストボックスのサイズを変更するには、[幅] と [高さ] の値を変更します。ドラッグしないでリストボックスをレイアウト領域で移動するには、[左] と [上] の値を変更します。	使用不可能	使用可能
コンボボックス	各選択肢は、ドロップダウンリストボックスで表示されます。ユーザーは、矢印をクリックしてエントリを表示します。任意のエントリをクリックします。コンボボックスには、境界線、幅、配置のオプションがあります。ドラッグしないでコンボボックスのサイズを変更するには、[幅] の値を変更します。ドラッグしないでコンボボックスをレイアウト領域で移動するには、[左] と [上] の値を変更します。	使用可能	使用不可能