ナビゲータにオブジェクトを追加してから、オブジェクトにアクションを割り当てると、ナビゲータを自動化できます。例えば、ユーザーがクリックしたときに特定のビューを表示する図形ボタンをプログラミングするには、[実行] - [シンプルアクション] を選択し、プログラムペインの [アクション] フィールドで [ビュー/フォルダを開く] を選択します。次に、プログラムペインで特定のビューを選択します。
ボタンとホットスポットに割り当てる式とスクリプトの作成の詳細については、『Domino Designer プログラミングガイド』を参照してください。
別のナビゲータに切り替わるナビゲータオブジェクト (ボタンなど) を使用すると、ユーザーは順番に図形をクリックするだけで、必要な情報を取り出すことができます。
次のナビゲータには、1-2-3® で作成された棒グラフが表示されています。
地域別の売上を表す棒線をクリックすると、詳細情報が表示されます。最初のナビゲータのそれぞれの棒線は、国別の週間売り上げを示すナビゲータへ移動できる長方形のホットスポットです。2 番目のナビゲータでは、国別の週間売上を示す別の棒グラフが表示されます。このグラフの棒をクリックすると、該当する国のビュー (例えば [国別に表示¥フランス] ビュー) が開きます。2 番目のナビゲータの棒線は、それぞれが長方形のホットスポットです。このホットスポットで [ビュー/フォルダを開く] アクションを使用すると、該当する国のビューが指定されます。
このショートカットナビゲータを使用すると、ユーザーはアイコンをクリックするだけで、新しい [アクション項目] 文書を作成できます。[作成] メニューを使用する必要はありません。
アイコンには、[実行] の [式] というアクションが指定されています。このアクションでは、次の式を使用します。
@Command([Compose];"";"3. Action Item")
ユーザーがナビゲータオブジェクト (ボタンなど) をダブルクリックすると、次のスクリプトにより現在のデータベースが開きます。
Sub Initialize
Dim session As New NotesSession
Dim db As NotesDatabase
Set db = session.CurrentDatabase
Call db.Open("", "")
Messagebox(db.Title & " " & db.FileName)
If db.IsOpen = True Then msg$ = "open" Else msg$ = "closed"
Messagebox("Database is " & msg$)
End Sub