Metaconnector は定義された転送を行う前に、Connector のデータに対し前処理を実行します。
LEI (IBM® Lotus Enterprise Integrator®) には次の Metaconnector があります。
メタコネクションを作成して保存すると、メタコネクション文書が LEI Administrator ユーザーインターフェースの [Connections] ビューに表示されます。
Metaconnector は LEI の参照機能を使用できます。ただし、最初に、Metaconnector で使用するすべてのベース Connector でメタデータオブジェクト (テーブル、フォーム、ビュー、プロシージャ) を選択する必要があります。Metaconnector により参照されるベース Connector でメタデータが選択されていない場合、メッセージが表示されるため、ベース Connector に戻ってメタデータを選択し、メタコネクション文書を再構築できます。これは、フィールドなどの Metaconnector を参照する場合にのみ必要な処理です。
接続の設定とテストについては、「第 2 章 接続」を参照してください。
Connector の一般的な情報については、「第 3 章 Connector について」を参照してください。
LEI コネクション文書には次のような共通の機能があります。
User Assistant を使用すると、コネクション文書を開いたときに文書の先頭に説明が表示されます。User Assistant 機能のオンとオフを切り替えるには、LEI Administrator のナビゲータパネルにあるヘルプのオプションを使用します。
コネクション文書の青色のテキストの部分は、ポップアップヘルプになっています。ポップアップヘルプを表示するには、カーソルをこの文字に合わせてマウスの左ボタンを押し続けます。
このフィールドでは、コネクションを識別するための名前を指定します。各コネクションごとに一意の名前が必要です。文字数の最大値は 255 です。カンマ文字は許可されていません。
このオプションを使用すると、コネクション文書の作成者は、Notes の暗号キーを使用してパスワードを暗号化することができます。詳しくは、「第 3 章 Lotus Connector について」を参照してください。
コネクション文書のオプションは、論理タブの名前とグループによって分類されて表示されます。[Table Creation Options] と [Logging Options] はすべてのコネクション文書に共通です。
このフィールドには、コネクション文書についての説明を入力できます。
このオプションを選択すると、編集する現在の文書が開きます。文書内の任意の場所をダブルクリックすることによっても、文書を編集モードにできます。
このオプションを選択すると、文書に加えた変更内容が保存され、LEI Administrator または DECS Administrator に戻ります。
このオプションを使用すると、作成者または管理者がアクティブな文書の編集者レベルのアクセス権を表示または編集できます。このオプションを使用すると、次のことが可能です。
このオプションを選択すると、Notes の公開アドレス帳 (Domino ディレクトリ) からこの文書の編集者リストにユーザー名を追加できます。
文書の編集者リストから名前を削除するには、このオプションを選択します。
文書の編集者リストを表示するには、このオプションを選択します。
作成者レベルのアクセス権を持つユーザーは文書を参照および編集できます。
このオプションを使用すると、作成者または管理者がアクティブな文書の読者レベルのアクセス権を表示または編集できます。このオプションを使用すると、次のことが可能です。
このオプションを選択すると、Notes の公開アドレス帳 (Domino ディレクトリ) からこの文書の読者リストにユーザー名を追加できます。
文書の読者リストから名前を削除するには、このオプションを選択します。
文書の読者リストを表示するには、このオプションを選択します。
読者レベルのアクセス権を持つユーザーは、文書を参照できますが、内容を編集することはできません。
読者フィールドに追加したすべてのユーザーは、最小アクセスレベルの [読者] として、LEI Administrators データベースの ACL にも登録する必要があります。LocalDomainServers エントリを読者フィールドに追加すると、データベース複製の際に発生する問題の対策になります。
作成者が読者フィールドに名前を追加しない場合、すべてのユーザーが文書を読むことができます。作成者には、自動的に読み取り/書き込みアクセス権が付与されているため、作成者自身の名前を読者リストに追加する必要はありません。