Sybase のストアドプロシージャを呼び出す

LEI (IBM® Lotus Enterprise Integrator®) でプロシージャを使用できる場合は常に、Sybase のストアドプロシージャを Direct Transfer アクティビティのターゲットとして、または LSX スクリプト内で使用できます。ストアドプロシージャを呼び出すときは、パラメータを正しく設定しなければなりません。

入力値は、名前付きのパラメータとして Sybase プロシージャに渡されます。Sybase のパラメータには、入力値として渡された LEI または DECS (Domino® 基幹連携サービス) フィールドと同じ名前が使用されます。 入力には、キーによるオペレーション (選択、更新、削除) のときはキー値を指定し、必要な場合 (挿入または削除) はデータの値を指定します。入力値のデータ型は、LEI または DECS システムでのデータ型に最も近いものが選ばれます。それらのデータ型は、Sybase により、プロシージャパラメータで定義されたデータ型に変換されます (Sybase でその変換がサポートされている場合)。

Sybase のストアドプロシージャからの出力は、プロシージャの最後の SELECT ステートメントで返されなければなりません。この選択による結果セットが、ストアドプロシージャによって生成される結果セットになります。

次に示すのは、Sybase ストアドプロシージャのサンプルです。Advanced RealTime Virtual Fields アクティビティで、キーフィールドが NUMBER1、データフィールドが NUMBER2、TEXT1、TEXT2 のときにオープンイベントを使用するには、ストアドプロシージャがこのフォーマットに従っている必要があります。このサンプルでは、キーフィールドを入力パラメータとして渡し、結果セットにはキーフィールドに続けてデータフィールドを含めるようになっています。

create procedure OpenProc @NUMBER1 int
as select NUMBER2, TEXT1, TEXT2, NUMBER1 from tablename
where NUMBER1 = @NUMBER1