Trace Metaconnector

Trace Metaconnector を使用すると、特定のサブコネクションに関するイベントを追跡できます。オプションで、追跡データを記録する場所 (LEI (IBM® Lotus Enterprise Integrator®) のコンソールかユーザー指定のファイル名) や、追跡ログのエントリにタイムスタンプを含めるかどうかを指定できます。

アクティビティやコネクションに何らかの問題があるとき、Trace Metaconnector をトラブルシューティングのツールとして使用できます。また、追跡の結果は、サポートスタッフによるトラブルシューティングの際に役立ちます。

Trace メタコネクションを使用したアクティビティを実行すると、まず「BEGIN TRACE」という文字列とタイムスタンプが出力されます。次に、LCXIdentify、LCXSetProperty、LCXConnect という呼び出しが続きます。このとき、LCXExecute、LCXSelect、LCXInsert、LCXFetch、LCXUpdate、LCXRemove など、アクティビティに特有なさまざまなオペレーションが出力されます。アクティビティの最後に、必ず LCXDisconnect、LCXTerminate、「END TRACE」ラベルが出力されます。

アクティビティログファイル

追跡情報をアクティビティログに送ることができます。

標準出力とログファイルを使用した追跡出力では、フィールドリストのデータなどの情報はキャリッジリターンを使用してフォーマットされます。追跡出力の記録にアクティビティログを使用する場合は、そのようにフォーマットされません。

注: アクティビティログを使用すると、かなりの時間がかかります。これは、各ログエントリを作成するのにディスクの入出力操作が必要なためです。