Lotus Connector for Sybase を使用するときの考慮事項

このセクションでは、Lotus® Connector for Sybase を使用するときの重要な考慮事項について説明します。

Replication

Replication アクティビティのターゲットになっている Sybase SQL Server テーブルは、固有の索引を持たなければなりません。Replication アクティビティの前に、SQL などの Sybase のフロントエンド機能を介して次のコマンドを実行し、索引を作成してください。

create unique index <indexname> on <tablename> (<col1>, <col2>,..., <colN>)

索引の作成には 1 つまたは複数の列を使用できますが、効率よく複製するために、複製キーを索引に含めてください。

索引を削除するには、次のコマンドを使用します。

drop index <tablename>.<indexname>

LEI の Replication アクティビティでタイムスタンプ複製を行うとき、Sybase のタイムスタンプ列 (Internal 型) はタイムスタンプとしては使用できません。タイムスタンプは Datetime 型または Smalldatetime 型でなければなりません。

データの挿入

Sybase テーブルにデータを挿入するアクティビティでは、ターゲットのテーブルに Text 型または Image 型の列がないとパフォーマンスが向上します。LEI (Lotus Enterprise Integrator®) でターゲットを自動的に作成する場合、列を Text 型または Image 型にする必要がなければ、[Truncate Text/Image to Char/Binary] ではなく、[Always Truncate] を選択してください。

トラブルシューティングとサポートされているバージョン

Sybase に接続するときに、サポートされていない Sybase クライアントまたは Sybase サーバーのバージョンが設定されていることが原因で「Invalid Connection」というエラーが発生することがあります。このマニュアルの「第 2 章 接続」で、どのバージョンの Sybase クライアントおよび Sybase サーバーがサポートされているかを確認できます。

Notes の NUMBER フィールド

Lotus Connectors による Notes® の NUMBER フィールドの解釈には制限があります。Notes のソースで [Create Target Metadata] オプションを使用すると、Notes の NUMBER フィールドの精度が大幅に低下することがあります。