@Adjust (JavaScript)

時刻と日付を、年、月、日、時、分、秒によって調整します。

定義場所

@Functions (JavaScript)

構文

@Adjust(time:Date, years:int, months:int, days:int, hours:int, minutes:int, seconds:int) : Date

@Adjust(time:Date, years:int, months:int, days:int, hours:int, minutes:int, seconds:int, keywords:string) : Date

パラメータ 説明
time 時刻と日付。
years 年。
months 月。
days 日。
hours 時。
minutes 分。
seconds 秒。
keywords [InLocalTime] キーワードを指定すると、夏時間に伴う時間調整が可能になります。夏時間を実施している地域でこのキーワードを指定した場合、実施期間中は自動的に時差が計算され、常に正確な時間になるように調整されます。このキーワードを指定しなかった場合、夏時間に関する時差処理は実行されません。キーワードを指定する場合は、括弧も含めて正確に指定する必要があります。ただし、大文字と小文字を区別する必要はありません。 無効なキーワードは無視されます。
戻り値 説明
Date 調整された時刻と日付。

使用法

調整値は、正数と負数のいずれでも指定することができます。 ただし、小数点以下は切り捨てになります。

ゼロ (0) または NULL を指定した場合、時刻と日付は調整されません。

桁あふれするような調整値が指定された場合は、その隣のフィールド (年数の場合は月数、月数の場合は日数、など) に対してあふれた分の加減算を行い、自動的に桁あふれを解消します。

以下の例では、作成日時に 30 日を加算した値が現在の日時よりも古い文書 (つまり、作成してから 30 日以上が経過した文書) に OBSOLETE というマークを付けます。
var s = "ACTIVE";
var xdate = @Adjust(@Created(), null, null, 30, null, null, null, "[InLocalTime]");
if(@Now() > xdate) s = "OBSOLETE";
return s;

以下の例は上の例と同じですが、夏時間に関する時差調整は実行されません。

var s = "ACTIVE";
var xdate = @Adjust(@Created(), null, null, 30, null, null, null);
if(@Now() > xdate) s = "OBSOLETE";
return s;