resolve (NotesSession - JavaScript)

URL がアドレス指定する Domino® オブジェクトを返します。

定義場所

NotesSession

構文

resolve(url:string) : NotesBase
パラメータ 説明
url Domino オブジェクトをアドレス指定する URL。
戻り値 説明
NotesBase NotesDatabaseNotesViewNotesFormDocumentNotesAgent オブジェクト。戻り値は、期待されるタイプにキャストする必要があります。

使用法

Domino オブジェクトをアドレス指定する URL の標準形式は、以下のとおりです。
protocol://host/database?OpenDatabase
 protocol://host/database /view?OpenView 
protocol://host/database /form?OpenForm
protocol://host/database /document?OpenDocument
protocol://host/database /agent?OpenAgent
ローカル呼び出しの場合、 プロトコルは「notes」、ホストは空にして、URL が notes:/// で開始されるように指定します (「notes」、コロン、3 つのスラッシュ)。

データベースは、名前またはレプリカ ID を使用して指定できます。 名前には空白を含めることができます (空白は正符号で置き換えることができますが、必須ではありません)。 名前は、NSF である場合、タイプのサフィックスを含める必要はありません。 レプリカ ID は、それ自身による 16 桁の ID、または 2 つのアンダースコアのプレフィックスとファイルタイプのサフィックス (例: NSF) がある 16 桁の ID として指定できます。

ビュー、フォーム、文書、エージェントは、名前、汎用 ID、文書 ID (文書 ID はレプリカ間で変更されるため非推奨) によって指定できます。

アクション (疑問符 (?) に続く) は指定する必要があります。

getURL を使用すると、データベースの URL を指定できます。

URL の構造の詳細については、Domino Designer 資料の「アプリケーションの設計」にある「Domino URL コマンド」を参照してください。

以下の計算結果フィールドは、現在のデータベースの URL を取得して解決します。
var theURL = database.getURL();
var target:NotesDatabase = session.resolve(theURL);
return theURL + " " + target.getTitle()
以下の計算結果フィールドは、現在のデータベースの URL をそのファイル名を使用して構成し、構成した URL を解決します。
var theURL = "notes:///" + database.getFileName() + "?OpenDatabase";
var target:NotesDatabase = session.resolve(theURL);
return theURL + " " + target.getTitle()
以下の計算結果フィールドは、現在のデータベースの URL をそのレプリカ ID を使用して構成し、構成した URL を解決します。
var theURL = "notes:///" + database.getReplicaID() + "?OpenDatabase";
var target:NotesDatabase = session.resolve(theURL);
return theURL + " " + target.getTitle()

言語間の参照

LotusScript® NotesSession クラスの Resolve メソッド

Java™ Session クラスの resolve メソッド