RichTextOption (NotesDxlExporter - JavaScript)

読み書き可能。エクスポートした DXL に出現するリッチテキストアイテムの形式を指定します。

定義場所

NotesDxlExporter

構文

getRichTextOption() : int

setRichTextOption(option:int) : void

有効な値

適正値 説明
DXLRICHTEXTOPTION_DXL (0) (デフォルト) リッチテキストは、標準 DXL 形式の <richtext> 要素として出力されます。
DXLRICHTEXTOPTION_RAW (1) リッチテキストは、Base64 でエンコードされたリッチテキストアイテムの生データが含まれる <rawitemdata> 要素として出力されます。このオプションは、別のデータベースにインポートすることだけを目的に DXL を使用する場合に役立ちます。この場合、インポートされるデータは、元のデータとまったく同じになるためです。

使用法

DXLRICHTEXTOPTION_RAW を使用すると、リッチテキストアイテムは元のデータとバイナリレベルでは同じデータになります。ただし、設計文書の場合には、文書の「文書形式」(通常は ForceNoteFormat プロパティ) も使用しないと、機能的に同じにならない場合があります。 例えば、フォームで標準以外のフォントを使用する場合には、別個のアイテムにフォントテーブルが保管されます。大量のフォームデータが含まれる $Body リッチテキストアイテムは、フォントを名前で参照するのではなく、この表内でのフォントの位置を指定する番号でフォントを参照します。そのため、リッチテキストアイテムをそのまま正確に再現しても、フォントテーブルを正確に再現しない限り、リッチテキストは存在しないフォントテーブルのエントリを参照し、誤ったフォントを表示することになります。

言語間の参照

LotusScript® NotesDXLExporter クラスの RichTextOption プロパティ