lock (NotesDocument - JavaScript)

文書をロックします。

定義場所

NotesDocument

構文

lock() : boolean

lock(provisionalok:boolean) : boolean

lock(name:string) : boolean

lock(name:string, provisionalok:boolean) : boolean

lock(names:java.util.Vector) : boolean

lock(names:java.util.Vector, provisionalok:boolean) : boolean

パラメータ	説明
`name` または `names`	ロック所有者の名前 (複数可)。各ロック所有者は、ユーザーまたはグループでなければなりません。デフォルトは 1 つのロック所有者、つまり有効なユーザーです。空ストリング ("") は許可されていません。
`provisionalok`	暫定ロックの設定を許可する場合は true 暫定ロックを許可しない場合は false (デフォルト)

戻り値	説明
`boolean`	ロックが設定されている場合は true ロックが設定されていない場合は false

使用法

NotesDatabase の IsDocumentLockingEnabled は true でなければなりません。true でない場合、このメソッドは例外をスローします。

メソッド:

システム管理サーバー (マスターロックサーバー) が使用可能な場合、確定ロックを設定します。
システム管理サーバーが使用できず、2 番目のパラメータが true の場合、このメソッドは暫定ロックを設定します。
管理サーバーが使用できず、2 番目のパラメータが false の場合、このメソッドは例外をスローします。

現在のロック状態に応じて以下のアクションが発生します。

文書がロックされていない場合、このメソッドはロックを配置し、true を返します。
文書がロックされていて、現在のユーザーがロック所有者の 1 人である場合、このメソッドは true を返します。
文書がロックされていて、現在のユーザーがロック所有者ではない場合、このメソッドは false を返します。
ロックが設定される前に別のユーザーによって文書が変更された場合、このメソッドは例外をスローします。

例

以下のボタンは、現在の文書を現在のユーザーにロックします。

try {
	
var doc:NotesDocument = currentDocument.getDocument();
if (!database.isDocumentLockingEnabled()) {
	database.setDocumentLockingEnabled(true);
}
if (doc.lock(session.getEffectiveUserName(), true)) {
	requestScope.status = "Document locked";
} else {
	requestScope.status = "Document not locked";
}
	
} catch(e) {
	requestScope.status = "Document not locked";
}

言語間の参照

LotusScript® NotesDocument クラスの Lock メソッド

Java™ Document クラスの lock メソッド