読み取り専用。データベース内にある文書で、現在のエージェントが「未処理」であるとみなす文書。 どの文書が未処理であるとみなされるかは、エージェントの種類によって決まります。
次の表では、getUnprocessedDocuments によって返される文書について説明します。 文書の選択は、エージェントを実行する前に 1 回行われます。
エージェントの実行対象または実行条件 | UnprocessedDocuments によって返される文書がすべて満たす要件 |
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データベースのすべての文書 | [エージェントのプロパティ] ボックスに指定した検索条件を満たす |
作成または変更されたすべての文書 |
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ビューのすべての未読文書 |
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ビューのすべての文書 |
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すべての選択文書 |
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なし | 現在の文書のみである |
新規メールの受信前 | なし (文書は返されません。代わりに、AgentContext の DocumentContext を使用してください) |
新規メールの受信後 |
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新規に更新された文書 |
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追加された文書 |
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新規文書または変更文書を対象に実行されるエージェントの場合は、Session の updateProcessedDoc を使用して、各文書に「処理しました」というマークを付ける必要があります。これにより、(文書を再度変更しない限り) 文書がエージェントによって処理される回数は確実に 1 回のみになります。 このメソッドを文書ごとに呼び出さないと、エージェントは次回の実行時にも同じ文書を処理します。
updateProcessedDoc メソッドでは、文書の呼び出し元である特定のエージェントの場合にのみ、文書にマークが付けられます。 あるエージェントで updateProcessedDoc を使用しても、他のエージェントが処理する文書には影響はありません。
Java™ Database クラスの UnprocessedDocuments プロパティ
式言語の @All 関数