コードとコメントテンプレートの作成時に、実行時に動的に解決される変数を挿入できます。 date/time、application、object name、author などのさまざまな変数を使用できます。
構文
テンプレート変数の形式は、${variable_name} です。
テンプレート変数
- ${author}
- 現在の Notes ユーザー名 (「John Smith/ABC/Company」など)。
- ${date}
- 現在の日付。
- ${db_name}
- データベースの名前 (「names.nsf」など)。
- ${db_title}
- データベースのタイトル (「名前とアドレス帳」など)。
- ${designelement_name}
- 設計要素の名前 (「MyScriptLib」など)。
- ${designelement_type}
- 設計要素のタイプ (「エージェント」など)。
- ${element_name}
- 作成中のコード要素の名前 (「mySub」など)。
- ${element_returntype}
- 「Function」と「Property Get」コード要素の戻りの型。
実際のコメントまたはコードでは、宣言で戻りの型が指定されていない場合、これは空白です。 他のコード要素タイプの場合、これは常に空白です。
- ${element_type}
- 作成中のコード要素のタイプ (「Library」、「Agent」、「Sub」、「Function」、「Property Get」、「Property Set」、「Class」、「Type」)。 「Library」が、デフォルトのプリビュー値です。
- ${time}
- 現在の時刻。
- ${user}
- 現在の OS ユーザー名 (「jsmith」など)。
- ${year}
- 現在の年。
[コメントテンプレート (Comment Template)] ダイアログでは、[プリビュー] にチェックマークを付けるか、テンプレート変数の入力時にコンテンツアシストの吹き出しヘルプを使用することによって一部のテンプレート変数をプリビューすることができます。
サンプル
以下は、テンプレート変数を使用するコメントテンプレートの例です。
%REM
アプリケーション: ${application}
作成者: ${author}
作成日時: ${date} ${time}
%END REM
注: テンプレートに ${something} という形式のストリングを組み込んで、それをテンプレート変数で置き換えないようにするには、そのストリングの先頭に $ を付けて、$${something} のようにします。