カスタムコントロールの編集可能領域のプロパティの設定

カスタムコントロールに編集可能領域のプロパティを設定します。 編集可能領域名のプロパティのほか、ファセット名のプロパティを設定できます。 また、実行時にカスタムコントロール内に編集可能領域を表示するかどうかと、その表示方法を構成することもできます。

始める前に

編集可能領域のプロパティを設定するには、以下のステップを実行します。
注: このトピックでは、カスタムコントロール内の編集可能領域のプロパティを個々の設計要素として設定するステップについて説明します。 XPages 内のカスタムコントロールの編集可能領域に追加するユーザーインターフェース (UI) コントロールのプロパティの設定についての詳細は、「カスタムコントロールの編集可能領域への UI コントロールの追加」を参照してください。

このタスクについて

手順

  1. 独立した設計要素としてカスタムコントロール内の編集可能領域を選択します (つまり、カスタムコントロールは XPage 内にありません)。
  2. [プロパティ] ビューで、[編集可能な領域] タブをクリックします。
  3. [名前] フィールドに、編集可能領域の名前を入力します。 これは、編集可能領域が XSP ソースコードに表示されるときの名前です。 最初の編集可能領域のデフォルトの名前は callback1、2 番目は callback2 のようになります。
  4. 実行時に編集可能領域を表示するには、[表示] チェックボックスを選択します。 このプロパティの値を計算するには、ひし形のアイコンをクリックし、[値の計算] をクリックし、スクリプトエディタを使用して式を作成します。
  5. [ファセット名] フィールドで、フィールドに静的な名前を入力するか、ひし形のアイコンをクリックしてフィールドの値を計算します。
    • ファセット名が静的である (計算されない) 場合、編集可能領域に追加する UI コントロールはファセット名を継承します。
      注: この UI コントロールが、他の UI コントロールを含むコンテナコントロールである場合、コンテナコントロールのみがファセット名を継承します。 つまり、コンテナコントロール内のどの UI コントロールにも、ファセットは割り当てられません。
    • ファセット名が計算結果である場合、編集可能領域の内容を動的に決定できます。 これは、さまざまなファセット名を持つ複数の UI コントロールを編集可能領域に挿入できることを意味します。 ユーザーが作成するスクリプトは、スクリプトによって返されるファセット名に基づいて、実行時に編集可能領域に表示される UI コントロールを決定します。
  6. [ファイル] > [保存] をクリックして、変更を保存します。